日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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純金融資産1億円の「富裕層」までの上り方

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こんにちは、日比谷タクミです。

「富裕層」

という響きは誰しもが抱いたことのある希望でしょう。

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日本における富裕層の定義は、

「純金融資産1億円を超えている世帯」

というのが一般的な定義のようです。

「億万長者」という表現もありますね。

 

確かに、印象的には

「億と万の世界は違う」

と思われがちです。

現実的には9000万と1億円には大きな差はないのですが、この純金融資産1億円というのは、日本人にとっては資産形成におけるある意味1つの大きな目標となり、人生の集大成にも映るのかも知れません。

本サイトの管理者は配当キャッシュフローを重視した投資家なので、資産額ではなくキャッシュフローを重視にしています。

しかし、多くの方がキャッシュフローよりも、資産額そのものに注目していることも事実です。

「富裕層」になるには?

疑問に浮かぶのは、富裕層という純金融資産1億円という世界は、果たして選ばれし一握りの人にしか到達できないのか?ということです。

まず強調しておきたい点としては、

「努力によって1億円は到達できる」

という点です。

世の中に富裕層は118万人

実際に富裕層の定義にあたる純金融資産1億円以上の世帯は118.3万世帯です。

 

野村総合研究所富裕層ピラミッド2017

※野村総合研究所 富裕層アンケート調査

 超富裕層    :0.2%
 富裕層     :2.2%
 準富裕層    :6.0%
 アッパーマス層 :13.4%
 マス層     :78.2%

また、年齢別でみると40代になると7.6%以上の世帯が世帯金融資産3000万円を保有しているとなっています。

 

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1億円は現実的なのか? 

まず1つの結論は、

1億円到達は不可能ではない

ということ。

現在は夫婦共働きが一般的になってきていますが、例えば実際に夫・妻ともに年収500万で世帯年収1000万円の共働きの夫婦の場合、年間の手取り額は750万円程度になります。

生活費を年350万円程度で抑えることができた場合、年間の手残りは400万円。

400万円×25年=1億円

となりますので、年400万円を継続して貯蓄することができれば25年で到達が可能です。

仮に社会人として働く年数を38年とすると、うち25年で400万円という年間貯蓄をつみあげれば、貯蓄だけでも1億円は到達することが出来ます。

今、金融資産を持っているのは高齢者の方々が殆どで、その方々の多くは投資による資産形成ではなく、貯蓄による資産形成を行っていました。

つまり、貯蓄によって1億円を貯めることは、決して不可能ではないのです。

30歳まで貯金ゼロでも48歳で1億円

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投資によってスピードアップ

しかし、

貯蓄と投資で1億円を作る

と、結果は違います。

ここでいうと「投資」というのは、株を売買して鞘取りをするようなギャンブル性の高い投資ではなく、配当が継続的に出る安定した銘柄を継続的に購入することを指しています。

前述の通り貯金を積み上げて1億円を達成するには、年400万円を25年間積み上げる必要があります。しかし、貯めたお金を配当が出る資産に投資することで、その必要年数は大きく変わります。

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 この図では30歳から毎年400万ずつ貯金で積み上げた時(青色)と、毎年400万円を金融商品に投資して年4%の利回りを獲得し続けた場合の、総資産の推移になります。

"貯金のみの場合は25年"
"投資を行った場合は18年"

で1億円の資産に到達します。

"30歳まで貯金ゼロでも48歳になる頃には億万長者"。

一気に難易度が下がったと思います。こうなってくれると、夢のある話だと思いませんか?

設定条件は全て実行可能

①「共働きで世帯収入1000万円とか無理」
②「年間350万円で生活するとか厳しすぎる」
③「投資利回り4%なんて眉唾」

なんて思われるかも知れませんが、これらは全て実現可能です。

①世帯年収1000万円

まず、①の世帯年収1000万円ですが、夫婦で総合職で働けば全く不可能ではありません。

東洋経済がまとめている上場企業の30歳年収のランキングですが、下位500社と、上位500社で大きな差があるのが分かると思います。

なぜ、同じ30歳年齢でも上場企業のトップ500社とワースト500社で倍以上の差が出るのか?それは、ひとえに自分自身の能力や努力のせいではなく、

企業の収益力の差

という部分も結構あります。

本当に給料が安くて悩んでいるのであれば、会社を変えるというのも十分に検討余地がある選択肢です。

「簡単に収入なんて上がらない!」
「そんなの机上の空論で、現実的ではない」

と言って諦めるのは簡単ですが、自分でキャリアアップのための努力をしたり、働く場所を変えるなどの努力もした方が良いでしょう。

②年間支出350万円

また支出を年間350万円で抑えるというのも、家計の工夫次第だと思います。参考までに、本サイトで公開している日比谷タクミの家計です。

日比谷タクミは東京で暮らしており、かつ世帯収入は1000万円をゆうに超えていますが、毎月の費用は21~22万程度です。特別支出や、旅行などを含めても年間350万円はいかないと思います。

確かにお子さんの教育費などで出費がかさむ時期はあると思いますが、それも含めてどう支出計画を立てるかの判断だと思います。

③税後投資利回り4%

まず、結論から言うと年4%の税後利回りというのは現実的な試算です。

米国や日本の高配当株式を購入していけば配当利回り5%の銘柄はゴロゴロあります。20%税金を取られても、4%の税後の確定利回りが残ります。

本サイトの管理人の日比谷タクミは、投資をギャンブルとせず、堅実な利回りを得ていく配当再投資を方針としています。

4%の税後利回りは、日比谷タクミがターゲットにしている利回りでもあります。

まとめ

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"富裕層""億万長者"と聞くと、宝くじが当たるくらいでないと実現は無理のように感じるかも知れませんが、

「努力でたどり付ける」

と考えると、結構身近に思えてくる部分もあると思います。

ただ、1億円を持っていたからと言って人生安泰という訳でもなければ、1億円持っていれば安心して暮らせるという訳でもありません。

 

資産額は全てではないですが、目標として持つには良い基準でもあります。

「富裕層」
「億万長者」
「純金融資産1億円」

ちゃんと目指してみてもいいかも知れません。

 

 

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