日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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【意外と気づいていない】日本での暮らしの良いところ8選

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こんにちは、日比谷タクミです。

日比谷タクミはアジア、特に中華圏や新興国などにおいて海外経験が長く、そこから日本に帰国しました。事実として新興国と先進国には生活環境、暮らしにおいてあまりにも大きな違いがあります。また、同じ先進国の中でも日本にはヨーロッパやアメリカにはない良さもあります。

日本の経済的な観点での前途は暗く、当サイトでもマネーリテラシー、投資などを通して資産形成を行っていくことは取り上げています。

また、今後は「海外で働いて生活する」というのも現実的な選択肢になっていくであろうことにも触れています。

一方そんな中で、日本に暮らす私たちが当たり前に受けている恩恵も、改めて理解を深めておくべきだと思っており、今回はあえて

「日本での暮らしの良いところ」

というテーマを取り上げてみたいと思います。

 

日本での暮らしの良いところ

①水が安全

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日本人が普段口にしている水道水ですが、国土交通省によると、世界中で水道水がそのまま安全に飲める国は、

日本、アイスランド、アイルランド、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェー、オーストリア、フランス、スイス

のたった9か国だけということです。

日本には水道法による検査基準をクリアした浄水場を通して、丁寧に浄水・消毒がなされ、水が飲料水として家庭に提供されます。これは世界有数の浄水施設と技術のたまものです。

また水道管が全国に張り巡らされ、それを維持できるコストを負担できる日本は世界でも珍しい水道水が安全に飲める国になっています。

これが水道水が飲めない国だと生活は大変です。ウォーターサーバーの水を毎回注文し、その度に配達員を待たなければいけません。

もし水が切れてしまったらコンビニまで行って、6L入りの大ボトルを担いで自宅に戻って来なければいけません。

蛇口をひねれば水が出て、そのまま飲める。こんな当たり前の素晴らしさがあるのが日本です。

②新鮮で安全な食べ物

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日本では生卵を楽しむことが出来ますが、これは外国では一般的ではありません。それは、鶏卵は衛生的に食中毒を懸念される食べ物と理解されているからです。

しかし、日本の食品の管理体制は世界でもトップクラスで、雛に与える飼料から安全性が重視されています。産卵後も洗浄、選別などが厳しく行われ、衛生管理が整った状態でそのままケースに入れられます。

その後、産地から消費地までも即時流通が行われ、2週間程度の賞味期限をベースに生食可能な鶏卵が流通しています。

海外では鶏卵は過熱調理を前提としており、品質管理体制が整っていないので生食はできません。

生卵を食べられる日本の品質管理、流通管理は非常に優秀で、鶏卵に限らず多くの食材が新鮮なまま消費地に届けることが出来ます。

海外のスーパーマーケットでは普通にシナシナになった野菜などが売られていたりします。また流通加工が整っていない関係で、肉類の血抜きがされていなかったりするので、調理にも時間がかかれば、味も一段階落ちてしまいます。

③治安が良い

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日本は世界の中でも非常に治安が良いと言われますが、ここにも「日本の常識は世界の非常識」が隠されています。

自販機が設置できる

→海外の治安の悪い国であれば、一晩で破壊されて現金と商品が抜き取られているはずです。

落とし物が戻ってくる

→iPhoneや財布を忘れても、交番や駅に届けられて戻ってくる日本という国はある意味異常です。

電車やタクシーの中で寝ることができる

→東南アジアなどで一般タクシーの中で寝るのは非常にリスキーです。また電車の中で寝たりしたら鞄ごと全て無くなります。

日本も貧富の差が開いてきているとは言われますが、最低生活水準の高さ、セーフティネットが強固です。それが治安にも関わっていると考えられます。また、「お天道様は見ている」という道徳・倫理が義務教育で備わっている日本ならではの特徴だと思います。

④清潔

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公共マナーがしっかりしており、街中がキレイなのはご存知の通りですが、何より日本が素晴らしいのか公衆衛生です。

特に駅、公共施設のトイレがキレイです。公衆衛生環境の良し悪しは生活環境にも影響しますし、疾病率発生率などにも影響します。

⑤医療費が安い

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治安が良い理由にもつながりますが、日本の国民皆保険は素晴らしい制度です。

この皆保険制度によって国民は高額な医療費も、少ない自己負担に抑えることができ、安心して暮らせるといっても過言ではありません。

海外、特に貧困地域があるエリアにおいて犯罪が多くなってしまう理由の1つは、この医療費が起因しています。

世界中で生きる人全てに大切な親族がいますが、国民皆保険がない国では医療費は原則自己負担です。高額な医療費が自己負担、かつ前払いで、医者はお金を払えない患者は診療しないということも少なくありません。

そうなると、本当に治療や手術が必要な家族がいる状況で治療費が払えない状況になると、家族のために犯罪、不法行為、性風俗業などに走るしか選択肢が無くなるケースが出てきます。

健康保険制度、そして生活保護制度など、イザという時の医療費負担が少ない公的保険制度が、セーフティネットとして機能しているのが日本です。

医療費自己負担などが度々論争になりますが、世界を見渡せば、健康保険制度は私たちが安心して暮らすための素晴らしい仕組みと思います。

日比谷タクミもたびたび主張していますが、日本人には健康保険制度があるので、ちゃんと貯金しようと努力する方であれば、生命保険も医療保険も加入する必要はありません。

⑥安くて美味しい食べ物

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外食、中食、そしてスーパーマーケットなどの小売も含めて、日本の食べ物にかかるコストは低いです。

ざっくり初任給のサラリーマンをベースとして、成長著しいインドネシアの収入に対する食費比率を比較してみましょう。

日本

平均月収が手取り20万円
4.5万円の食糧費(500円×月90食)
→収入に占める食費割合=22.5%

インドネシア

平均月収が手取り3万円
1.8万円の食糧費(200円×月90食)
→収入に占める食費割合=60%

実は収入の低いアジア地域の人は、その収入の大半が食費に消えてしまいます。

日比谷タクミは東南アジアで仕事をしていたこともありますが、

・ローカル人の給料は日本の10分の1
・食材費は日本の2分の1

という感じでした。

確かにこれでは貯蓄をするだけの余裕はなかなかありません。これを考えると「日本の食費はその収入水準に対してかなり安い」ということが分かると思います。

また日本食は世界の国の人たちから愛されています。例えば、日本には世界に既に進出しており、そのコスパを高く評価される飲食店が沢山あります。

・吉野家、松屋、すきや等の牛丼チェーン
・丸亀製麺などのうどんチェーン
・さぼてんなどのとんかつチェーン
・回転寿司
・ラーメン
・ペッパーランチやココイチなどのライス型ワンプレート

これらの安くておいしい日本食は、アジアにおいても大人気で、ローカルの方にも非常に人気があります。

⑦移動に時間がかからない

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日本の電車、バスなどの公共交通機関は非常に優れています。安価な乗車賃で遠方まで行ける上、時間が正確です。

また過去に比べれば都市部の交通網の整備も進み、交通渋滞も緩和されています。都市計画が破綻しているインドネシアなどでは交通渋滞がまだまだひどいです。

例えばジャカルタなどは、大量のバイク通勤者が雨になると歩道橋下で雨宿りを始め、超がつく渋滞が発生したりします。

日本がこれだけ発展したのには、こういった交通インフラ、物流インフラへの公共投資があり、効率的な経済活動が可能だったことを忘れてはいけません。

学習コンテンツに安価にアクセスできる

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日本は出版・流通網が整備されており、非常に多数の書籍に容易にアクセスすることが可能です。そして、その書籍についても非常に良質なものが多く含まれます。

新書、中古、電子書籍などへのアクセスが手軽な上、価格も安価です。

また近年では動画を通した学習サービスも発達しておきており、安価なサブスクリプションサービスで国内最高峰の授業を受けたり、難関資格の学習をすることもできるようになっています。

学ぶためのコンテンツが安価に手に入るというのは、日本で暮らすということの大きなメリットです。

日比谷タクミが海外に住んでいた時にはKindleを愛用していましたが、やはりブックオフなどで本を探すことが出来ないのは不便だと感じました。

まとめ

世界にはまだまだ不便な環境で生活をしている人や、社会発展によって私たちが受けている恩恵を享受できていない人たちもいます。

海外、特に新興国での経験から、私たち日本人からしたら「当たり前のこと」ではありますが、一歩日本を出ると当たり前でないことも沢山あるのだと気づきました。

私たち日本人が、令和以降の環境変化に対応していくには今まで以上の努力が必要になります。

人口減少という代えがたい事実を伴って、日本は衰退に入ります。今後も社会保障費は上がり、年金は削減され、給料は上がらない未来が待っています。

しかし、そんな状況や時代に対して文句を言っていても始まりません。

日本という国に暮らしている私たちは、既に十分な恩恵を受けていると受け止めるべきですし、これからの難局にも個々で対策をしていくしかないと思います。

本サイトのテーマである資産形成はその大切な1つだと思います。

 

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以上、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m  

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