日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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お金が貯まる人が知っている、支出管理の3つのポイント

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こんにちは、国際分散と配当再投資で令和の生き残りを目指す日比谷タクミです。

資産形成において、その活動の中核を成すのが支出管理です。

今回は、総支給額から最終的な収支結果となる手残り=投資原資までにおける、家計管理のポイントとコツについて、まとめていきます。

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この記事はこんな方におススメ

・家計管理のポイントを知って効果的に節約したい
・固定費、変動費を抑えるコツを知りたい

サラリーマンの資産形成は家計管理から

資産形成には公式があります。

◇資産形成の公式◇
資産形成=(③収入 - ①支出) × ②投資利回り

この中で、最も実行難易度が低く、実行インパクトが高いのが、①の支出最適化です。

つまり、家計管理ができないと資産形成はなかなか実現が難しいとも言えます。

支出の重点管理ポイント

 

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 サラリーマン世帯であれば、基本的にはこの収支構造が成り立つと思います。

①、②、③のそれぞれについて支出管理のポイントを整理していきましょう。

 

①税金・社会保険料

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「サラリーマンが給与収入の手取りを増やす方法」というのは原則としてはありません。基本的には収入に応じて所得税、住民税が自動的に決まる構造になっているからです。

一方で、節税効果を創出できる打ち手はいくつかあります。投資にも関連する手段ですが、それも含めていくつかご紹介します。

所得控除で課税所得を減らす

生命保険料控除
地震保険料控除
医療費控除
・小規模企業共済等掛金控除(iDeCo加入)

まず、保険に入っている方は毎年の年末調整で申告をしていると思いますが、生命保険料には所得控除があります。

住宅をお持ちの場合は地震保険に加入されている方もいらっしゃると思いますが、地震保険料も所得控除の対象です(残念ながら火災保険の保険料は控除の対象外)

また、家族分を含めて年間10万円を超える医療費を支払った場合、所得控除を受けることができる医療費控除という仕組みがあります。時として医療費が膨らんでしまう時もあると思いますので、活用したい仕組みです。

さらに言えば、サラリーマンの場合はiDeCoに加入することで節税メリットを受けることが出来ます。確定拠出年金への拠出金が所得控除されることから、所得税・住民税が安くなります。

税額控除で所得税・住民税を減らす

ふるさと納税
住宅借入金等特別控除
外国税額控除

ふるさと納税によって所得税、住民税を控除する手段があります。

ふるさと納税をご自身の限度額一杯まで行うことで、2,000円の自己負担のみで翌年度の所得税・住民税が納税分控除されます。

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ふるさと納税では食品や飲料など、固定費を削減できる返礼品をもらうのがオススメです。

現在は返礼率が30%程度に抑えられていますが、仮に10万円のふるさと納税をして3割分の返礼品をもらえば、3万円の食材費を自己負担2,000円で賄えます。

住宅借入金等特別控除というのは、いわゆる住宅ローン控除です。

外国税額控除は、海外株式などに投資をしている方のみに関連しますが、今は株式や債券などへの投資もドル建てで米国株や新興国株を購入するのが一般的になってきています。

譲渡益に対して外国で課税される金額の一部、もしくは全額が戻ってくる仕組みですので、面倒臭がってやらないのは直接的な損失です。 

②固定費

固定費は支出管理の最重要ポイントです。

ちょっとドラスティックに聞こえる部分もあるかも知れませんが、固定費を十分に下げられないと収支=投資原資を確保するのが難しくなります。

◇青字→特に大事な項目
◇任意→無理して削る必要はなし
◇必要最低限に→できれば無くして、無くせないなら必要最小限にしたい

項目 削減のコツ
固定費
住居費 こだわりポイントを絞る
インターネット 任意
携帯電話 格安sim, 格安スマホ一択
水道光熱費 任意
食費(外食以外) 任意
保険料 必要最低限に
自動車関連 必要最低限に
美容費 必要最低限に
月額サービス 必要最低限に

住居費については賃貸を前提としますが、住環境は心身の安定には大切だと思いますので、「安ければそれで良い」と主張するつもりはありません。

ただし、家賃は最も費用削減のインパクトが大きいポイントなので、最寄り駅、築年数、立地、間取りなど、自分がこだわりたいポイント1つに絞り、残りを妥協するといった考え方をおススメします。

もし賃貸と持ち家で迷っている、という方は一度こちらの記事をご覧ください

 携帯電話については格安sim,格安スマホ一択です。

ドコモ、Au、ソフトバンクの3大キャリアを使って通信料を払っている方は、すぐにでも格安キャリアに移った方が良いです。

通話・電波品質もほぼ変わらず、料金だけが異なるのが現状の日本のMVNOなので、契約期間縛りさえなければ、移行のデメリットはないと思います。

保険についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

月額サービスは、普段何気なく加入している、
・インターネット有料テレビ
・新聞、インターネットニュース
・アプリの有料会員登録
・クレジットカードの年会費

などを指しています。

もちろん、個人の好き好きではありますが、放置しているだけでかなりコストが嵩んできますので、一度見直しをしてみて「本当に必要な月額サービスは何なのか?」を一度見直してみてはいかがでしょうか?

③変動費

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固定費に比べて、変動費についてはあまりストイックに切り詰めることをおススメしていません。

もちろん、削減できればその分資産形成に近づくので素晴らしいことではありますが、

「変動費は人生に彩りを与える」

ものでもあります。

家族や友人との外食で楽しい時間を過ごす、週末や連休に行く旅行で思い出を作る、そういったことは資産形成以上に大切なことかも知れません。

ある程度バジェットに余裕を持って予算を決め、その範囲であればゆとりを持って使ってもいいと思います。

変動費
昼食代 予算を決める
外食 予算を決める
交際費 予算を決める
レジャー費 予算を決める
買い物 Amazon・楽天、中古

ただし、買い物については注意しましょう。

欲しいものをポンポン買っていたら節約どころか、赤字に陥る可能性もあります。

おススメはポイントを上手く活用しながら、Amazon, 楽天などのネットサイトでポイントを使って必要なものを買っていくことです。

また被服や装備品などはメルカリ、ラクマ、ヤフオクなどを使って中古をおススメします。

「お金を貯めたい」「資産形成をしたい」と考えている人で、伊勢丹、三越、高島屋、大丸などに足しげく通って、ブランド商品を買っている人は居ないということは知っておいて欲しい点です。

キャッシュレスを徹底

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もう1つ、②固定費、③変動費の両方に共通する点で、こだわるべきポイントとしては、常にキャッシュレスで払うことです。

できる限り普段使いがしやすく、高いポイント還元率があるクレジットカードで支払いをして、ポイントを貯めましょう。また、ポイントを普段の生活の支払いに使いましょう。

「ポイント貯める人ってなんかセコイ」といった感覚を持っている方は、お金は貯まりません。

まとめ

改めて、支出の管理が資産形成の最も重要なポイントです。

①税金・社会保険料
②固定費
③変動費

この3つの家計管理のポイントでいうと、②固定費が特に注力して改善していくべきところです。

まずは固定費の徹底した見直しをしましょう。

②→③→①の順番で1つ1つ見直していけば、少なからず収支=投資原資を増やすという観点で成果が出るのではないかと思います。

 

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以上、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m 

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