日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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インデックス投資 vs 配当再投資 トータルリターンがいいのはどっちだ?!

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こんにちは、日比タクです。

何かと話題のインデックス投資と、高配当株式投資ですが、みなさまはどっちはでしょうか?

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「投資は人それぞれ」
「投資に正解はない」

というのは事実であり、人によって目的、ゴール、プロセスともに違っていいですし、何を信じて投資をしても良いかと思います。

しかし、人間だから「損な判断はしたくない」と思われていると思います。どう判断したらいいのか、お悩みではありませんか?

今回は日比タクからプレゼントです。

インデックス vs 配当再投資の秘密のシミュレーション

を大公開しちゃいます。

過去に似たようなシミュレーションを出したこともありますが、今回はインデックス投資との比較、また配当再投資もかなり多くのバリエーションを作りました。

この記事を見てから自分の投資方針を決めても遅くないと思いますし、今とは違う投資に変えて頂いてもいいかと思います。過去の事実から出来る限りリアリティのあるシミュレーションをしたと思っていますが、あくまでシミュレーションですので、投資は自己判断・自己責任でお願いします。

 

 

インデックス投資30年シミュレーション

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[考察]

インデックス投資家のみなさま、おめでとうございます。

インデックスは安定した長期リターンを生み出すと言えますね。

ただ、利益を確定しないインデックス投資の場合、実現させるタイミングで売却時の課税を考慮する必要があります。計算上は1300万くらいは税金で持っていかれます。なので、実質のリターンは5100万くらいになりますね。


※実際には株価は一本調子に株価は上がりませんが、例えば1年ごとに19%上昇、5%下落と平均リターン7%になるように、株価をジグザクさせましたが、試算結果は大きく変わりませんでした。

 

配当再投資30年シミュレーション

配当再投資シミュレーション①株価ヨコヨコ、配当一定

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[考察]

リターンは3700万円となりました。
株価ヨコヨコ、配当一定が続くと想定しても、配当再投資していけば一定のリターンが得られると言えます。

しかし配当受け取りごとに課税されるデメリットを鑑みると、増配がなければインデックス投資のリターンには及ばないと言えます。

 

配当再投資シミュレーション②株価ヨコヨコ、連続増配

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[考察]

②と同じく株価ヨコヨコだけど、増配が年2%とゆるやかに続くパターンがこちらです。現実的にはDPSが成長する=EPSが成長するため株価も上昇すると考えられますが、現実にはこういった銘柄が結構多くあります。

このパターンではリターンが6900万円となり、インデックス投資をトータルリターンで1800万ほど上回るということになりますね。

増配株の威力、おそるべし。

 

 

配当再投資シミュレーション③株価下落→戻る、配当一定

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[考察]

なんとリターンは1.12億です・・・。

株価は1000→1014円と30年でわずか1.4%しか成長しないシミュレーションにも関わらず、驚くべきリターンですね。

株価が投資後に長期で下落すると追加投資・配当再投資で保有株数が大きく増加します。そして、株価が元に戻るときにはリターンが巨大化していることになります。

これが、

「配当は下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル」

といわれる所以ですね。

 

配当再投資シミュレーション④株価下落、減配

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[考察]

業績が悪化して株価下落と減配が同時に起こるという、高配当株式投資で考えられる最悪のパターンです。

しかし、絶望的な結果を期待していたみなさん、数字をよく見てください。

株価も配当も77%以上下落するシミュレーションであっても、追加投資と配当再投資を続ければ配当が積みあがるので、マイナスになっていないのです。資産評価額の毀損は起こらないのです。

 

皆さん、ついてこれてますか?

 

配当再投資シミュレーション⑤株価上昇、連続増配

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[考察]

さすが、配当王ですね。

JNJやPGといった世界的な配当王銘柄は、過去30年で株価CAGR10%前後という強烈なプライスリターンを叩き出しています。今後は成長をコンサバに読んで年率7%に調整。

こちらもプライスリターン分は売却時の課税を計算に入れる必要がありますが、継続的なEPS成長による連続増配を想定すると、S&P500連動インデックスを軽く上回るリターンが期待できるということですね。

JNJ, PGに限らず、PEP, CL, KOなどもそうですが、現実的にこういった消費財、ヘルスケア系のメガカンパニーは世界人口の増加の恩恵を受け続けるので、今後も安定した成長が続くものと考えられます。

 

まとめ

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今回は多くを語らず、シミュレーションのみで語りたいと思います。

配当再投資の方が予測できるシミュレーションのバリエーションが多いのと、一般的に課税のデメリットが指摘されやすいので、やや不利にも取れる条件を設定していますが、十分にインデックスと配当再投資の比較はできたでしょう。

 

さて、これをご覧頂いて、皆さんがどう判断するかは皆さまで決めてください。

 

私はリターンに重点を置いた投資方針を考えるよりも、「自分にあった投資方針」を考えるべきだと思います。

なので、日比タクはインデックス投資の利点は十分に理解しながら、

・EXIT戦略が不要、売却の判断を不要にしたい
・下落相場で退場しない長期投資をしたい

といった配当再投資の利点に重点を置いて、分散、銘柄分散を行いながら、長期の配当再投資を続けていく予定です。

 

 

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