2020年のインカム投資の振り返りをしちゃうよ
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こんにちは、日比タクです。
今回は、超、超、超久しぶりのエントリーになります。約半年ぶりw
正直、仕事が土日も含めて忙しすぎて、全くブログに手がつかない日々が続いており、しばらく放置してました(笑)。本当にごめんなさい<(_ _)>
年末年始も資料作成などで立て込んでいるのですが、久しぶりにGoogle Analyticsを見てみても、
毎日沢山の訪問数がある
のですよ・・・。
丸6ヵ月間、1記事も更新していないのにも関わらず数百ユーザー訪問があるので、なんかとてもありがたく感じてしまって、久しぶりにブログを更新してみる気になってきました。
ということで、あれよあれよと2020年も終わってしまったので、今回は2020年の日比タクのインカム投資の振り返りをしたいと思います。
コロナが直撃して非常に苦しかった前半戦を踏まえ、年間を通して果たして資産や配当金はどうなってしまったのでしょうか???
1年間の配当金推移
わかります。わかりますよ。
「どんどん増えているやん?」「全然問題ないやん?」「バッチリやん?」
って言いたいんですよね???
でも日比タク個人としては、
2020年は非常に納得のいかない1年
だったのです。それはもちろん、コロナによる複数の銘柄の減配が影響しています。
やはりPF全体に対するインパクトが特に大きかったのは、以下の3つです。
①RDS.B ロイヤルダッチシェル減配
年間DPS(1株配当) 3.76ドル→1.33ドル
期待受取配当 約2000ドル→700ドル(マイナス1400ドル)
②ホテルREIT 各社減配
インヴィンシブル投資法人
いちごホテルリート投資法人
星野リゾートリート投資法人
ジャパンホテルリート
このあたりは本来は利回り5%くらいあるはずなのですが、大変残念ながら厳しい減配に見舞われていまして、利回り1%くらいでの推移になってしまっています。まぁこの時期にホテルリートに何の期待をするべきか、という状況ですので仕方ないですが、耐えるしかありませんね。。。
おそらく①、②で30万円近い税後配当を失ってます。
③その他 減配
それ以外にもWFC ウェルズ・ファーゴ、HSBC、WBK ウエストパックバンキングなどの配当停止影響、不動産REITの配当減なども影響を受けています。
本来は350万円以上積みあがるはずだった税後でのきたい配当が、一時的にかなり毀損してしまっている現状ですので、2020年はインカム投資受難の年だったと言えるのではないでしょうか。
なのでもう一度言いますが、"非常に納得がいかない1年"でした。
微妙な年初からの配当金推移
※円ベース配当金 外国税額控除を除く
12月末を終えて税後配当金は282.8万円となりました。
やはり減配影響が大きいですね。
確定申告時の外国税額控除での想定還付分が2000ドル強になっていますので、それを反映すると年間トータルで税後で310万円程度が2020年のインカム投資の実績ということになるかと思います。
ちなみに配当だけで言うと310万円なのですが、想定外に値上がりした銘柄を売ったり、リバランスで売却した銘柄のキャピタルゲインなどもありまして、それらを足すと年間で460万円くらいが投資からの税後確定利益となります。
本業での給与収入の他に、手取り460万円の収入があった、ということですので、年間を通してはまぁまぁインカム投資にしては良いパフォーマンスで落ち着いたと言えるかと思います。
とはいえ、今年個人的に一番よかったこと
未曽有のパンデミックに見舞われた2020年度、3月半ばは毎日のようにニューヨーク証券取引所でサーキットブレーカーが鳴り響き、マイナス10%を超える暴落が連日続きました。
投資家としての取り組みで今年一番よかったことは、
1銘柄も損切りをせずにコロナショックを乗り切れたこと
だと思います。
厳しい含み損に見舞われた銘柄もありましたが、全てはアセットアロケーションを事前にしっかりと考え、分散をしていたからだと思います。結果的にMy ポートフォリオはS&P500やNYダウなどのインデックスよりも下落しませんでした。これはきちんと債券、REITなどをポートフォリオに混ぜていたからです。
ポートフォリオのドローダウンが市場平均よりも厳しくなかったこと、そしてしっかりとした業歴や財務基盤のある連続増配銘柄や、信頼できるETFを中心に保有していたので、損切りをする必要がなく、冷静に見ていることが出来ました。
その中でキャッシュポジションを活用して、
高配当株式ETFであるVYM, HDV, SPYDなどにどんどん追加投資が出来たこと
これがかなり将来に向けた大きな仕込みともなりました。既にこれらは増配によって利回りの増加を生み出しているだけでなく、含み益すらも生み出しています。
個人に今年一番のベスト投資判断は、
— 日比谷タクミ 🍀資産形成×企業経営🍀 (@Hibiyatakumi) 2020年12月27日
・コロナでの暴落の中、1銘柄も売らなかった
・暴落時にパフォーマンスが悪いだの叩かれまくった高配当株式ETF(SPYD, HDV, VYM)を買いまくった
という2点に尽きる。
将来、さらに強固なキャッシュマシーンができそうです。まさに雨降って地固まる。
現在のポートフォリオ
※海外資産のみ、円資産除く。
スケールの問題で全ての銘柄が表示されていませんが、現在は海外株式で個別株24銘柄、ETFで11銘柄の計35銘柄を保有しています。ちなみに日本株やREITで15銘柄以上もっていますので、合計50銘柄以上は保有をしています。
さて、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、半年前から大きく変わっているところがあります。それは、
・債券ETFが減っていること
・REIT ETFが増えていること
・(前述の)高配当株式ETFが激増していること
の3点です。
債券ETFはずっとここ10年圏での高値を推移しており、含み益が出ている状態でしたので、コロナ後に値下がりしていた高配当株式ETFに資金をシフトさせる目的で、一時的に手放しております(結果的にこれは上手くいったと思います)。
またREITは国内・海外ともに値下がりによりウェイトが少し減ったのもあり、RWRというSPDR ダウジョーンズREIT ETFという米国REITを新規で12,000ドルほど購入しています。
昨日もRWR(SPDR ダウ ジョーンズ REIT ETF)を35株ほど追加購入。米国REITはまだ元の水準に戻り切っていないので、悪くない仕込み時かも知れないと思っています。
— 日比谷タクミ 🍀資産形成×企業経営🍀 (@Hibiyatakumi) 2020年12月28日
もっと下げてくれたらガツンと買い増したいですが、その時は市場も逆風だと思うので、減配してる可能性も高く微妙ですね(^_^;)
先進国債券の債券ウェイトが下がったことで、少しポートフォリオ全体のアロケーションバランスが悪くなっていますが、債券価格が高いので今が買い場とも言えず、しばらくは様子を見ようと思っています。
まとめ
2020年は仕事でも刺激的な場面が沢山訪れましたが、投資でも非常に刺激的な経験が出来た1年でした。コロナショックの直撃を受けて1日で15%近くインデックスが下落した日は忘れることが出来ません。
久しぶりに直撃した超大暴落、思うところも沢山ありました。
私のポートフォリオの評価額も1日で500万円とかが消えていました。今になって見ると、よくあのタイミングで冷静でいられたと思います。
さて、2021年もコロナは猛威を振るっていますが、1日でも早く平穏な生活を過ごせるように祈るばかりですし、投資家としても早い経済復興を願っています。
みなさま2021年も頑張りましょう。