日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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10月の追加投資・リバランスとポートフォリオについて

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こんにちは、日比タクです。

10月末に近づき、めっきり寒くなってきましたね。昨年の10月は大きな暴落があって多くの投資家が困惑をしたタイミングでしたね。

その後、年末まで大きな暴落が続きました。

※2018年10月の暴落タイミング

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S&P500は史上最高値まであと少しです。2019年の10月は高値圏で推移しながら11月に突入しそうです。

ただ日比タクは、また8月頭のようなNYダウが700ドルを超すような暴落があるのではないか、と予想しており、少し手元資金を厚めに持つためのリバランスを進めていこうと思っています。

10月も引き続き、高配当株式を中心に買い増しを進めました。今回は10月の追加投資、リバランスとポートフォリオについて報告していきます。

 

10月の追加投資・リバランス

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追加投資

ENB エンブリッジ 37株
BTI  ブリティッシュ アメリカン タバコ ADR 58株
RDS.B ロイヤル ダッチ シェル ADR 27株
XOM エクソン モービル 20株
JNJ  ジョンソン・アンド・ジョンソン 15株
IBM インターナショナル・ビジネス・マシーン 4株
2914 JT 日本たばこ産業 100株
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合計:8,702ドル+235,611円

なんだかんだ合計8700ドル程度を米国株に投資し、JTも一株買い増しています。

自分でも「よくこんなに投資資金があるな」と思いますが、日々の家計収支や配当再投資などの細かな積み重ねと、一部投資リバランスも行ったからです。

日比タクは基本的に高い配当・分配金が期待できる株式、ETF、REIT、債券などへ複数のアセットクラスに分散して投資をしています。

また、現在は高配当株式の持ち分を増やしていますが、高配当株式を購入する際の基準はかなりシンプルでして、

①基準に適合した銘柄のみ買う
②PF内で相対的に割安な銘柄を買う、PF内に該当するものがなかったら新規銘柄を買う

といったシンプルなものです。

①の基準については主に、

・配当利回り
・DPS、EPS、配当性向、EPS、DPS成長率
・増配年数、累進配当年数

・売上、営業キャッシュフローマージン
・ROE、ROA
・直近の個別ガイダンス(業績予想修正)

などで主に判断を行っています。

配当利回りにおいて基準としているのは税前5%、税後で4%以上という所です。

これはPF全体の目標配当利回りでもあるのですが、米国個別株についてはできるだけ高い水準の利回りを求めています。

また、連続増配(累進配当)にもこだわっており、基本的に(現地通貨ベースで)増配を継続している企業のみに投資を行うようにしています。

景気後退や金融危機などが起こっても傾かない事業体力、厚い利益剰余金、また株主重視の姿勢が見えること。

その辺は長期投資家として投資対象に考える上では気にする所です。

売却

3470 マリモ地方創生リート投資法人 1口

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合計:124,885

 

上昇していたREITを利確して、米国株の買付に回しました。東証REIT指数が過去最高値にも近づきつつあり、過熱感も感じます。

徐々にREITは売却を進めており、比較的参入が遅かった3470 マリモも一旦手放しました。

以外の図にもあるように、J-REITというは先進国、新興国、国内ともに株式アセットとの値動き相関が低く、長期分散投資には最適ともいえるアセットクラスに当たります。

再度下落局面が来たらガッツリ仕込もうかと考えています。

※QUICK資産運用研究所 投信相関係数一覧

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現在のポートフォリオ状況

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アセットバランス

ターゲットとしている債券の保有比率が20~30%です。今の28%強の債券保有比率はPFFなども保有しているので、丁度良いのかと思っています。

株式が有事の際は、この債券はプロテクターにもなり、売却して株式を安く拾うための原資にもなる可能性が高いです。

有事への備えとしても比率は25%前後で十分かなと思います。

また、アセット全体を見ると先進国株式の比率が増えていると思います。

これは直近一年で米国の高配当株を集中的に増やしているためです。昨年10月末に34,000ドル程度だった個別株の保有額は190,000ドル程度に増えています。

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ドル建て資産PF

ご欄頂くとBND, VWOB, VCIT, VCLTといった先進国・新興国の債券と、JNK, PFFといった債券を合わせて、ドル建て資産の3割以上を占めています。

また個別株においても、ハイテクや製造業などの景気循環セクターを避けており、ディフェンシブな値動きを抑えるポートフォリオにしています。

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そもそも高配当株が増えた理由は、

・PF全体の利回り改善
・インデックス売却資金のシフト

が理由です。

高配当PFを志向していましたが、並行して一部VOO, VTIなどのインデックスETFを持っていました。しかし、VWOを残して既に現在は保有していません。

日本円ベースでのインデックスファンドも利益が出るタイミングでの売却を進め、今は配当が出るアセットへのシフトをしています。

これはつまり、PFのコアとなる高配当アセットにより強めに資産を移しているという意味です。

現在のPFの利回り

税前利回り:4.97%
税後利回り:4.04%

 

これらは世界景気停滞、景気後退の懸念への対策の色合いも強くあります。今後もディフェンシブなポートフォリオを組みながら、平均利回りを高い水準で維持していきたいと思います。

配当は株価の停滞、下落局面で強いプロテクターになります。また、利益が取れない下落局面で安くなった株価で買い増しをするための原資を運んできてくれます。

高い利回りを求めすぎると弊害はあるのですが、日比タクは

「高い利回りを求める、その代わり分散を広くする」

という戦法でリスクを低減しようと試みています。

現在は4.04%の税後利回りなのでターゲット水準は一旦超えているのですが、今後さらなる銘柄分散を進めたり、ETFの比率を再度増やしにいくと再度低下していくことが予測されます。

税後配当でなんとか4%を維持して動かしていきたいところです。

今後の投資予定

今後も継続して買付を進めていく予定です。現在のところ買い進めていきたい銘柄は以下の5つです。

SPYD SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF 

SPYDは元々保有しているので、比率を増やしていきたい。SPYDは公益、不動産などのセクターを多く含みます。

日比タクのPFではD ドミニオン・エナジーやPPLコーポレーションなどの公益株を保有していますが、その保有比率はまだ低いです。また、米国REITが保有出来ていなく米国の不動産指数に投資が出来ていません。

SPYDは公益、不動産を多く含むため自身の個別株PFと組み合わせて購入し、分散対象を広げながら安定したリターンを生み出すのに適しています。

DEM ウィズダムツリー新興国株 高配当ファンド

その名の通り、新興国Versionの高配当株式のETFでして、台湾、中国、ロシアなどが投資先のトップ3を占めます。

新興国の高配当株は個別で投資すると買付に伴う為替手数料がとても高く、ADRだと投資先の選択肢が限られるので、少し投資がしにくい状況です。

その点、高配当株ETFであれば目的の半分くらいは達成できます。まずは今保有しているVWOをタイミングの良い所で売却して、DEMに入れようかと思っています。

VWOは本当にレンジ相場っぽくなってしまっていて、分配金も高くないので保有の意味合いがあまり感じることが出来ていません。

個別株はBTI, WBK, ARCC

・BTI      ブリティッシュ・アメリカン・タバコ ADR
・WBK   ウエストパック バンキング ADR
・ARCC  エイリス・キャピタル

 

まず、BTIは単純に割安になりつつあるのでもう少し買い増しても良いと考えています。WBKはわずか400株しか保有が出来ていないので、次の権利確定日である11月半ばまでにもう少し増やせればと思っています。

ARCCはまだ未保有です。SBI証券では買えないので、楽天証券で買う必要があって面倒だったのでまだ手を出せていませんが、次に大きく下落したタイミングでは確実に保有銘柄に加えたいです。

 

まとめ

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資金的な観点から言うと、次の山場は12月の賞与です。

日比タクは今の勤めている会社を間もなく辞めるので、12月が最後の賞与となります。(もしかしたら人生で最後の定期賞与になるかも知れません)

大切に、かつ大胆に賞与を全額投資にぶち込みたいと思います。

 

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