日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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お金持ちな年収1000万円と、貧乏な年収1000万円のリアル

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こんにちは、日比谷タクミです。

年収1000万円以上を稼ぐ人は日本の全人口の4%から5%と言われています。

そのほとんどが50代に差し掛かっての到達だと思われるので、30代、それも前半で年収1000万円に乗っている人は世代別に見るとごく少数と考えられます。

さて年収が1000万円の人の生活はどうなっているのでしょか?かくいう日比谷タクミは、様々な巡りあわせもあり、30歳を過ぎたタイミングで1000万円に到達しましたが、そこに至るまでの実態も含めてお伝えしたいと思います。

 

 

なぜ稼いでいても無くなってしまうのか?

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年収1000万でも貯金ゼロの世帯

衝撃的な調査結果があります。

知るぽると(金融広報中央委員会:事務局 日本銀行情報サービス局内)が行った「家計の金融行動に関する世論調査」によると、年収1000万円でも、貯金がないという世帯が0.3%もあります。

www.shiruporuto.jp

 

手取り700万円
ボーナスを均等配分して、月平均60万弱のキャッシュインがありながら貯金ゼロ

というのは衝撃的な結果です。

 

 

マネーリテラシーの欠如では?

 

人間は人よりも高い収入が得られると優越感を感じるようになります。自分が大きな人間になったような気になってしまいます。

 そして、お金に対して気持ちが大きくなってしまい、消費に対する感度が鈍ります。

 

日比谷タクミの20代前半

日比谷タクミも今を思うと、

20代の前半〜半ばまでは散財をしまくってました。

 

仕事でキャリアを構築することに集中していて、マネーリテラシーのかけらもなかった時で、入ってくる収入はほぼ無駄な費消に消えていたと思います。

 

当時すでに年収は600万以上あり、同世代の中では収入が高かった方でした。そんな心理的余裕もあってか、生活水準が勝手に上がってしまったのかも知れません。

 

当時はまだ長時間労働の風土で、深夜帯まで会社にいることもあったので、そうなると仕事が終わってから飲みに行き、帰りは5000円くらいかけてタクシーです。

そんなことを週に3回はしていました。

週末も飲み会です。冬場はスノボに月一回は行くなど、収支を気にせずお金を使っていました。

 

 

当時は

・キャリアアップして給与収入を上げる
・人生楽しむ

みたいなマイルドセットで、マネーリテラシーが欠如していたのだと思います。
ほとんど貯金を出来ていませんでした。

 

日比谷タクミはその後、お金に対する考えを改めていきました。

 

 

貧乏な年収1000万円の人のお金の使い方

 

モデルケースで考える


・年収1000万円
・30歳の独身男性
昨今の婚活市場で超勝ち組に分類されるであろうエリートサラリーマンをモデルとしています。 

日比谷タクミが知っている限り、高収入独身男性にはほとんどのケースでお付き合いしている女性がいます。

また、ほとんど自炊をしませんので、その前提で書きます。

 

収入

手取り40万円×12カ月=480万
ボーナス110万×2回=220万円
年間手取り700万円

支出

家賃、管理費12.0万円
光熱費:1.5万円(電気・ガス・水道)
保険料:1.5万円
新聞・雑誌:0.5万円
携帯電話:1.0万円
自宅インターネット:0.5万円
美容室:0.5万円
日用品:0.5万円
①固定費合計:18.0万円

 

ランチ: 3.0万円(月30回×1000円)
夕食:8.0万円(一人で夕食:月20回×1500円+飲み会:月10回×5000円)
その他交際費:2.0万円
デート代:6万円(週1回、1.5万円×4回)
洋服代:2万円
書籍代:1万円
②変動費合計:22.0万円

①+②生活費合計:40.0万円


年間生活費:40万×12カ月=480万円

 

国内旅行年4回:40万円(10万×4回)
海外旅行 年1回:60万円(ハワイとか)
スーツ、靴、鞄:30万円
彼女へのプレゼント(誕生日、クリスマスなど):20万円
友人の結婚式参列:10万円(3万×3回)
年間特別支出合計:160万円

 

年間収支

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手取り700万-生活費480万-特別支出160万=貯金60万円

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本当にあり得る年収1000万円の貯金ゼロ

ちょっと極端なケースに見えるかも知れませんが、実際に結構あり得る収支のパターンです。


仮に独身男性であっても、入ってきたお金を気にすることなく使っていると、こういう状態に陥って手取りが年間700万があっても手元にはたった60万円しか残りません。

 

特に、高年収のエリートサラリーマンとなると女性からの期待が大きくなります。
やはりデートなどでは少し高級お店に連れていったり、プレゼントの金額も数万円では済まなくなるのが普通です。

 

逆に既婚で扶養家族がいると、異性との交際費による支出は減りますが、妻からの期待が増え、生活費そして教育費などの支出が増えます。

また、その高収入サラリーマンというステータスから、周囲の目を気にして
中途半端なところに住めなくなって行きます。

そういう流れから、ローンを組んで豊洲のタワマンなどの利便性の高いエリアの高級マンションを買う人も沢山います。


プライド、見栄、そしてパートナーが期待する生活水準などが影響を及ぼし、年収1000万円でも貯金ゼロというのが現実にあり得てしまうのです。

 

 子供1人の3人家族でも、年間に700万円も使うのは容易ではありません。
「教育費に沢山お金がかかる」
という反論もあるかも知れませんが、もしそれで収支がギリギリくらいだとしたら、それは、自分のキャパを超えて教育費にお金を使いすぎてしまっているということだと思います。

実際に存在するモデルケース

なぜこんな事例を出したかと言うと、
実際に日比谷タクミと同じ収入水準の友人や同僚はこんな生活をしていた
からです。

・ハワイ旅行が好きで、毎年2回はピークシーズンに家族でハワイに行き、5スターホテルに泊まる人

・子供二人を小学生から私立に入れ、お小遣い制の人

・ジャケットに20万、カバンに10万、時計に100万をかける人

決して彼らの生活感を否定する訳では有りませんが、ちょっと日比谷タクミの感覚では理解ができないお金の使い方をする年収1000万円の人がいるのは確かです。

金持ちな年収1000万円の生活は?

本来、年収1000万円で独身なら、仮に多少外食が多かったり、好きなものを購入していても、最低年間200-300万は貯金できるはずです。

固定費・変動費をコントロールするお金持ち脳のマインドセットがあれば、年間400万円程度の貯金も可能です。

貯金を投資などに回していけば利回りを得ることができ、年間の手残りはさらに増えます。

日比谷タクミも年間の給与・賞与からのキャッシュインフローの7割を投資に回し、配当・分配金に変えています。 

まとめ

今回はお金持ちの1つの基準として年収1000万という物差しが良く使われることから、この事例を出しました。

お金持ちになれるかどうかは、確かに

収入のトップライン

が影響します。

しかし、収入が上がると気持ちも大きくなり、自分のキャパシティを超えた支出を許容してしまうのが人間の性です。そうなるとなぜかお金が残らない貧乏な人に一直線です。収入が高い人ほど注意が必要です。

 お金持ちサラリーマンになるには、収入よりも、支出に対する高い感度が必要です。
「支出に対するマインドセットの方が収支に対するインパクトが大きい」ということを理解できてくれば、自由で幸せな金持ちサラリーマンに近づけるはずです。

  

 以上、日比谷タクミでした。今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

 

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