6/17-6/23 資産運用パフォーマンス報告 [IBM新規購入、S&P500・NYダウ一時最高値更新]
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こんにちは、日比谷タクミです。
今週の資産運用パフォーマンスの報告になります。
日比谷タクミは、インカム投資をメインとして運用していますが、インデックス投資にも一部資産を振っており、ハイブリッド戦略を取っています。
高配当株、高配当ETF、債券、REITのインカムアセットに対してバランスよく継続追加投資を行きたいと思います。給与収入・配当の7割以上を再投資に回しており、コツコツと投資元本を積み上げています。
この記事はこんな人向け
・資産形成を真剣に考えている方
・自身の投資判断やポートフォリオと比較して参考にしたい方
・アセットアロケーションの考え方について知りたい人
配当・追加投資・売却
<配当(税後)>
VT バンガード トータル ワールド ストックETF
VWO バンガード FTSEエマージングマーケッツETF
米ドル合計:276.76ドル
7201 日産自動車
8613 丸三証券
日本円合計:8,727円
<追加投資>
eMaxis slim先進国株式 (毎日1250円)
eMaxis slim新興国株式 (毎日1250円)
ひふみプラス(毎日1,000円積立)
IBM インターナショナル・ビジネス・マシーン 50株
<売却>
VT バンガード トータル ワールド ストックETF 100株
①次世代テクノロジーの本命 IBMを新規購入
以前から狙っていたIBMですが、余力を残して50株だけ打診買いをしました。
23年連続配当を続ける連続増配株で、現在の配当利回りは4.8%程度です。
実は1月の急落時に110ドル付近で買う寸前まで行ってたのですが、その時は躊躇して買えませんでした。(あの時に買ってれば配当利回り5.8%+含み益だったのに・・・)
※IBMの配当利回り、営業利益、営業CFマージン
営業CFマージンは2018年まで低下傾向でしたが、2019年には回復の見込みもあります。
IBMの事業ポートフォリオは以下の通りです。
テクノロジーサービス・クラウド:44.3%
コグニティブソリューション:26.6%
グローバルビジネスサービス:21.5%
システムズ:11.1%
グローバルファイナンシング:4.0%
2019年の第一四半期決算は売上4.7%減少という市場の失望を誘いましたが、1株利益は2.25ドルと市場予想の2.22ドルを上回りました。
経営陣は今後に対してポジティブで、自信に溢れたコメントも出てきています。
IBMシニア・バイスプレジデント兼CFOのJames Kavanaughの第一四半期決算でのコメント
「当社の業績は、私たちがビジネスを根本的に変革してきたことを反映しており、これによってより大きな営業面での効果を生み出すことができます。第1四半期に当社はサービス事業に牽引され、利益率を大幅に拡大しました。新興で付加価値の高い分野への投資を優先することに重点を置くことで、当社は高い利益率と力強いキャッシュフローを実現しました。」
IBMは事業変革のまっただ中で、有名な「ワトソン」などを中心とするAIテクノロジーを中心とした事業領域に投資を行っており、クラウドやコグニティブ・ソリューションの領域でその成果が出始めています。
加えて、IBMは340億ドル(約3兆8000億円)で業績絶好調のRed Hatの買収を予定しており、米国政府もEU政府も買収を無条件承認をしています。
RedHat社はLinuxの有償ディストリビューション提供企業としては最大手企業です。この買収も今後の再成長のドライバーになる可能性もあります。
「企業向けAIテクノロジー」という間違いのない成長分野でフロントランナーを走るIBMは再度成長路線に乗ってくる可能性が高いと見て、今回の新規購入を決意しました。
長いトンネルを抜けた、眠れる巨人が再び市場を席捲する可能性に賭けてみます。
②絶賛含み損中の2銘柄からの配当受領
日本株からの配当は含み損銘柄の日産自動車と丸三証券でした。少額しか投資していませんが、含み損が大きいので凹みます・・・。
日産自動車は減配前の配当額なので利回りが高いですが、今年からは1株年間配当が57円→40円に低下します。株価も低迷中ですが、750円付近を底として何とか粘っています。
※日産自動車チャート
丸三証券は本当は投資対象にはならないのですが、以前のちょっとした縁があって買い、結構長く保有しています。特別配当など高配当を享受していたこともありましたが、最近は特別配当も少なくなり、減配、さらに業績も悪化中というトリプルパンチ。
保有株の中でも最低パフォーマンスの銘柄の1つになります。リバウンド局面は来るのだろうか・・・。
※丸三証券チャート
③円高, S&P, NYダウ一時最高値更新
米国の利下げ観測の中、S&P, NYダウは一時最高値を更新しましたが、円高に振れてドル円は107.30円で引けました。
経済統計の数字がかなり弱く出ているので、FOMCのスタンスが市場期待と少しでもズレた瞬間にパウエルショック並の暴落調整はありそうな気がしています。米中貿易協議の行方によって、中国経済がどこまで持つか決まりそうな気配なので、そこも注視していきます。
日比谷タクミは引き続きディフェンシブに行きますが、結構強気の見通しを持っている投資家さんもいますね。
ちなみに為替については▼こちらの記事で触れていますが、あまり円高については気にしていません 笑
週次パフォーマンス
アセットクラス別 週次騰落率
※円ベース 為替反映済
インデックスのパフォーマンスは割とよかったのですが、
・円高に振れた
・タバコ株(BTI, MO, PM)が軟調
・VTを一部売却して若干CPを積み増した
という状況のため、先進国株式などはマイナスになっています。逆に先進国債券は直近の上昇で含み益が増えました。
週次資産残高
※生活防衛資金などは含まず
まとめ
インデックスは先進国、新興国ともに積立投資をしているので、もうこれ以上必要ないかなと思っていて、
・高配当株
・高配当ETF
・高配当債券
・高配当REIT
などへの継続的な新規投資、配当再投資の継続の予定です。
今後も、優良な高配当アセットを積み上げていきたいと思います。景気後退局面でも強みを発揮すると考えていますので。
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