配当収入が増えると出来るようになる"3つのこと"
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こんにちは、日比谷タクミです。
今回は、
配当収入が増えるとできるようになる"3つのこと"
というテーマで書いていきたいと思います。
日比谷タクミは今年度の配当・分配金の年間総額で、税後で200万円を目指しています。下半期の状況次第ではありますが、達成の現実味は増してきました。
もちろん、投資においては配当収入が全てではありませんが、配当収入の増加は様々なメリットをもたらす点もあります。
軸足をインカム投資に置く理由
日比谷タクミも投資の軸足はインカム投資に置いています。その理由は二つあります。
①キャッシュフローへの優先度が高い
1つ目の理由が、資産総額の最大化よりも、キャッシュフローへの優先度が高いからです。
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こちらの記事に書いたように、日比谷タクミは、サラリーマンを続けても、続けなくても良い状態を短期的に目指したいと思っています。そのためには、毎月入ってくる一定のキャッシュフローが必要です。
②感情のコントロール
2つ目の理由は、
配当・分配金により確定利益を出すという行為が、自分の感情をコントロールするのに有効
だと考えているからです。
確かに長期保有によって資産総額が積みあがることは魅力ですし、そうしたいとは思います。しかし、株価上昇による含み益を得ても売却をしないと1円も確定利益を得ることはできません。
正直言って「私は適切なタイミングで銘柄を売却できる自信はないです」。
20代前半から結構長いこと投資の世界を見てはいますが、今まで納得いくタイミングで売買できたことなど、ほぼありませんでした。センスが無いと言ってしまえばそれまでですが、投資とはそんなものだと思いますし、今後もないでしょう。
インデックス投資は長期で行えば、元本割れリスクは極めて小さくなりますが、その分どこで売却するか悩む可能性が高いです。
インカム投資では自動的に確定利益を出していきますし、株価下落局面でも確定利益が出るので心理的負担が軽くなる側面があります。
とはいえ、インデックス投資も行っている理由
ハイブリッド戦略
日比谷タクミはインカム一辺倒の投資家ではなく、株式インデックス投資も並行して行うハイブリッド戦略を取っています。
なので、必ずしもキャッシュフローをKGIとしている訳ではありません。
配当や分配金のみを目的として高配当銘柄のみになると、キャッシュフローは生まれますが、長期リターンでは劣後します。また、個別銘柄が多くなる関係で、ボラタリティリスクが大きくなります。
そのため、債券ETFを組み合わせてリスクコントロールをした上で、S&P500、VT、VWOも保有していますし、MSCIコクサイや新興国株式インデックスなどにも積み立て投資を行っています。
どんな戦略にも強みと弱みがある
仮にインデックス投資を辞めて、資金を全て高配当株式、高配当株式ETF、高配当債券ETFなどに振り分けると、年間配当収入はさらに2-3割は増えるかも知れません。
しかし、どんな投資戦略にも強みと弱みがあります。
インデックス投資は長期リターンでは優れますが、逆に株価の低迷局面では身動きがとりづらくなります。
インカム投資はリターンではインデックス投資に劣りますが、株価下落局面でもキャッシュフローが生まれるので、配当再投資で戻り局面でのリターン最大化を狙うことができます。
どちらも一長一短の投資戦略であるため、二つの投資戦略を組み合わせて対応している訳です。
配当収入が増えると出来るようになる"3つのこと"
毎月発生するキャッシュフロー、給与以外のキャッシュフローが生まれている状態が作れると、それがない状態に比べて、やれることが増えると考えています。
1、本業でチャレンジができる
もし、会社員として給与一本で生活する場合、さまざまなリスクに対して対処が取りづらくなります。
例えば、
・仕事でチャレンジして失敗するリスク
・会社が倒産するリスク
・業績不振でリストラされるリスク
・派閥争いに負けて閑職に追いやられるリスク
・不本意な転勤や出向などの辞令がでるリスク
・自身が健康を損ない、働けなくなるリスク
などが該当します。
どうしても会社員としてサラリーマンをやっている以上、生殺与奪権を持つのは働く個人ではなく、会社となります。
そのため、様々な外的要因によってキャリアが左右され、本位でない人事、給与減少、それによるストレスなどのリスクを自分でコントロールすることがなかなか難しいのが実情です。
また、成功するか失敗するかわからない仕事にチャレンジした時に、成功すれば評価されますが、失敗してしまうとネガティブな人事評価がついてしまい、それを挽回するチャンスもなかなか与えられない、という会社も世の中には多くあります。
それが故に、難易度の高い仕事へのチャレンジに対して尻込みをしてしまう、こともあるでしょう。
しかし、配当・分配金から自身の生活を支えられるだけの収入があれば、会社員であることのリスクに対応できるようになり、
仕事でより積極的にチャレンジをしていくこと
が可能になるでしょう。
成功するかどうか分からない、もし失敗したら人事上の減点を食らってしまうであろう仕事も、「失敗して会社をクビになっても大丈夫」という安心があれば、 より大胆に仕事に取り組めるかも知れません。
また、自分が正しいと思ったことは、上司と議論が衝突してでも、もっとちゃんと議論しようという気持ちになれるかもしれません。
2、リスクのある決断ができる
自身や家族の生活を支えられるだけのインカム収入があれば、
自分の人生においてリスクのある決断も取りやすくなる
という面があります。
例えば、
・独立して起業する
・海外に出て新たなキャリアを探す
・自分がライフワークとしてやりたいことを、仕事にする
などが該当します。
どうしてもサラリーマンを辞めると収入が途絶えてしまうことで、特にご家族をお持ちの方は、リスクのある決断に対して躊躇してしまいがちです。
毎月のキャッシュフロー生み出す原資がしっかり維持できていれば、リスクを取ってチャレンジができるようになるかも知れません。
3、必要な時に財布の紐を緩めることができる
配当収入を例えるときによく使われるのが、
「コップから溢れた水だけをすする」
という表現です。 これは「卵を産み続ける鶏を大切にしておけば、ずっと卵を産み続けてくれる」という考え方とも近いです。
もちろん配当は再投資を行うのが複利効果を生むため望ましいとは思います。しかし、株価変動の影響を無視すれば、配当として出てきた分は、一部または全部は必要な時、使いたい時に自由に使っても、原資には影響を与えません。
そのため、必要な時、なにかをしたい時には、財布の紐を緩めやすくなるでしょう。
まとめ
もちろん配当収入があればそれでいい、という訳ではありませし、インデックス投資やその他の投資手法でも同様のことは実現可能です。
また、それを目指すには投資リスクに向き合う必要がありますし、結構な数の銘柄を抱えて資産を積み上げないといけないので、簡単なことではありません。
しかし、「配当収入があることで何が変わるのか?」について一言でいえば、
「人生の選択肢が増える」
「家族や子供に与えられるものの選択肢が増える」
ということだと思います。
人生の選択肢が増えることで、自分の殻を抜け出すようなチャレンジができるかも知れませんし、子供や家族が望むこと悩むことなく提供してあげられるようになるかも知れません。
また、キャッシュフローを重要視していれば株価にはそこまで一喜一憂せずにいられるため、精神的にも安定した状態を保ちやすくなります。これらのことから、インカム投資は魅力的だと感じています。
以上、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
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