日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

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サラリーマンが育てるべき3つの資本

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こんにちは、日比谷タクミです。

 

今日は

サラリーマンの21世紀資本論

として、キャリア形成・蓄財を有利に進めるためにサラリーマンが育てるべき3つの資本について述べたいと思います。

 

 

サラリーマンという生き方を肯定したい。ただし条件付き。

このサイトの記事をご覧頂ければ分かると思うのですが、


日比谷タクミはサラリーマン肯定派です。

ただし、条件付きです。

 

今回は分かりやすくするため、個人事業主との対比で考えてみましょう。

 

サラリーマンを肯定する理由

安定収入があること

これは蓄財という点において、とてつもないメリットです。

 

サラリーマンは毎月決まった収入が入ってくるため、

・生活基盤を安定させることができる
・貯蓄を継続的に投資に回すことができる

というメリットを享受できます。


つまり目先のことに追われずに、安定収入を活かして将来に向けた投資ができるのです。毎月一定額を投資信託などへの積み立て投資に使うこともできますし、賞与なども含めて個別銘柄やETFなどに一括投資することも可能です。

例えば個人事業主である場合、毎月の収入は自身の働きによって変動します。それでも十分な収入が得られている場合は別ですが、多くの零細個人事業主は毎月の収入を安定させることが主題になり、余裕を持った計画的な投資をするのが難しい現状です。

 

やりがいのある仕事を見つけやすい

サラリーマンは個人では持ちえない会社の資本を利用して、

・質の高い業務を経験しながらキャリアを構築することができる
・世の中にインパクトのある意思決定を行うことが出来る

というチャンスがあります。

所属する企業が大資本であれば、さらにスケールが大きい仕事へのチャレンジが出来たり、またグローバルに活躍をするといったチャンスもあります。


マネジメントの立場になれば数十人から数百人といったメンバーと一緒に事業を作り上げていく、という仕事も可能です。

 

日比谷タクミも海外で経営の仕事をさせてもらい、現地のメンバーと一緒に事業をゼロから作り上げる、という非常に質の高い経験をできました。

 

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 よく個人事業主から漏れる声が、本当は理念を持って独立したけれど、自分の収入の確保に追われ、だんだんその理念が失われていくという声を聞きます。また、世の中ではなく自分の顧客を見て仕事をする時間が長くなり、視野が狭くなっていくという話も聞きます。

 

敗者復活のチャンスをくれる

会社には異動という制度があり、 

・異動によって多様な経験をすることができる

というポジティブな要素があります。

 

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また、会社は社員を簡単にはクビにしません、というか雇用規制もあり簡単にクビにはできません。

 

不運にも、全然仕事のパフォーマンスが上がらなくても、

ジョブローテーション

という天使の使いのようなシステムが存在し、再チャレンジをさせてくれる環境が整っているのです。

 

ネガティブな状況の方がわかりやすいので、例をあげてみましょう。

 

例えば営業部でAさんの成果がなかなか上がらない場合、
・まずは上司との相性が悪いのかもと、異動させてもらい上司を変えてくれる。
・それでも成果が出ないと、顧客との相性が悪いのかもと、業界や規模が違う顧客層を扱う部署に異動させてくれる。
・それでも成果が出ないと、エリアの相性が悪いのかもと、例えば首都圏から郊外、関東から関西などと営業エリアを変えてくれる
・それでも成果が出ないと、職種との相性が悪いのかもと、営業ではなく他の部門に異動させてくれて、再度活躍のチャンスをくれる

 

しっかりと従業員を扱う優良企業であればあるほど、会社の都合で異動させるだけではありません。従業員のことをしっかり考えて、成果が出るための環境を用意し、見守ってくれています。

 

個人事業主の場合、収益が上がらない状態、つまりゲームに敗れれば即市場から退場です。その上で再チャレンジを阻害する借金まで付いてくることすらあります。誰も助けてくれません。

 

 

「転勤強制はパワハラである」
「意に沿わない転勤をさせるような企業はブラックだ」

みたいな論調が最近増えています。

 

確かに不必要かつあまりにも従業員の事情を無視した転勤辞令や、懲罰的な異動辞令は必要ないと思います。しかし、ジョブローテーションがキャリアにもたらすメリットや、人事的な視点から異動を通して従業員を支援する、という側面をしっかり考慮した議論が必要でしょう。

 

サラリーマンのデメリットをどう補うか?

会社員であることのストレスを感じている人にとっては、独立・起業というのは甘美な響きかも知れませんが、決して良いことばかりではありません。

 

そのため、日比谷タクミは明確な将来ビジョンや理念を元にリスクを取って行う起業や独立は推奨しますが、

・会社員でいることのストレスからの逃避
・サラリーマンは稼ぎづらい
・自己顕示欲求や自己承認欲求を満たしたい
といった理由での独立はオススメできません。

 

一方で、もちろん会社員であることのデメリットとして、
・なかなか自分の意のままに昇進できない
・収入にキャップが存在する
・税金面で不利
といった面があるのは否定できません。

 

日比谷タクミは、

サラリーマンと非サラリーマンのイイトコ取りをしつつ、投資と副業をもとに金持ちサラリーマンを目指すこと

を推奨しています。

 

さらにその実践内容を発信することで、読者の皆様の仕事とお金に対するリテラシーの向上に貢献できればと思っています。

 

サラリーマンが21世紀に育てるべき3つの資本

人的資本

サラリーマンが自身の人的資本を最大化するために、押さえておきたいのは以下の2点です。

・事業マネジメント力
・語学力

まず、一つ目の事業マネジメント力を付けるためには、経営について知る必要があります。

例えば大企業で営業マネージャーというポジションで働いている人がいるとして、この人がやっているのは"人のマネジメント"であり、"事業のマネジメント"ではありません。

事業マネジメントを行うためには事業のバリューチェーン全体に関して理解し、継続して利益を出すための最適な方策を考え、さらにその上で人の動かし方を考える必要があります。

 

つまり、

「経営的か視点から仕事の意思決定が出来ている状態かどうか」が重要です。

 

営業のマネジメントをするにしても、ただ与えられた営業目標を達成するためにメンバーをマネジメントしている状態と、商品、オペレーション、流通、財務、ITなどの状況を理解した上で、顧客に対して営業提案をしたり、メンバーマネジメントを出来ている状態では雲泥の差です。

 

直接的に業務に触れない領域のプロになる必要はありません。自分で気になる点が発見できたり、各担当部署の人に疑問な点を質問し、全体最適のために改善すべき点の議論をできる状態でもまずは十分です。


特に必要な知識を挙げるとすれば、財務ITですが、全般的にしっかりと自身が経営を理解して仕事ができている状態を作る必要があります。

まずは事業をマネジメントする力を養うため、自身で学習したり、経営に近い立ち位置で仕事をする経験を掴めるように努力する、といったアクションをオススメします。

 

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また、語学力は21世紀に持つべき必須の人的資本です。

今後日本は衰退します。これは変えらない将来です。

そして、その衰退スピードを遅くするために外国人と一緒に商品を生産したり、サービスを開発したり、海外の消費者に売るといった仕事が多かれ少なかれ求められます。場合によっては、豊かな市場がある海外でないと仕事をして生計を立てていけないという将来も考えられます。

英語で外国人と話す力、可能であれば中国語やスペイン語などを使えるとさらに良いでしょう。

 

 

金融資本

サラリーマンが所有可能な金融資本として代表的なのは、以外の2つです。

・ペーパーアセット
・不動産

 

まず、

投資をやってない

という方は今すぐにでも原資を作るべきだと思いますし、すぐに勉強を始めるべきです。

 

投資が出来ない理由は

・損するのが不安
・お金が無い

のいずれかのケースがほとんどでしょう。

 

まず一つ目の不安についてですが、不安というのは恐怖無知が引き起こす現象です。

人間は恐怖を感じることができる非常に優秀な生き物です。この恐怖があるからこそ理性的な判断ができます。恐怖がなければ人間はリスクをコントロールすることができません。

不安を生むもう一つの要素は無知です。知らない、つまり将来何が起こるか分からないからこそ予測ができず、不安を感じるのです。

 

不確実な将来を完全に予測することは不可能です。しかし、不安を払拭するためには、学習し、学び、知識を蓄えることで、予期できない事象を出来る限り予期できるものに変えていったり、何があっても大丈夫なように備えておくしかありません。

 

一方でお金がないというケースの打開については、こちらの記事を参照ください。

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事業資本

サラリーマンが自身の蓄財における戦闘力を高めるには、投資が一番取り組みやすく、効果も高いです。

加えて、その戦闘力を最大化するには、やはり副業でいいので、自身のビジネスを持つというチャレンジが有効です。

 

ここでオススメするのは、

「時間を切り売りするような労働集約的なビジネスでなく、蓄積した情報や財が将来的に継続的なキャッシュフローを生むアセット型ビジネス

です。

 

日比谷タクミのこのブログは趣味に近いですが、別でアセット型のビジネスの開発に取り組んでおり、ここはまた近いうちに触れたいと思います。

 日比谷タクミの友人にUber eatsのドライバーを副業として行っている人がいますが、それは労働集約的な仕事の典型です。

本業とは別に時間を使い日銭を稼ぐ、というのは確かに手元の資金を短期的に増やす目的ではいいのですが、副業から安定した収入を継続をしようと思うと、1週間毎日働かなければいけない、という状態に陥って休みが取れなくなります。

 

日比谷タクミは不労所得という表現は好きではないのですが、自身のマンパワーという資本を100投入したら100の収益が得られるビジネスでなく、資本を100を投入したら将来的に120とか130とかになる収穫逓増型のアセットビジネスの方が長期の資本効率が良いです。

もちろん立ち上げに時間はかかるという難点はありますが、継続が成果となりえるので、日比谷タクミも地道に取り組もうとしています。

 

 

まとめ

サラリーマンが育てるべき3つの資本

というテーマに触れさせていただきました。

 

個別に取り上げたトピックスの詳細はまた追って触れたいと思いますが、

サラリーマンはやりがいと蓄財の両方を実現し得る

ということをお伝えしたかったのと、

人的資本、金融資本、事業資本の3つを育てていくことの重要性

について触れました。

 

 

以上、日比谷タクミでした。今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m 

 

 

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