【配当・分配金】7月配当・分配金はUSD建て886ドル、円建て17,647円でした。
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こんにちは、日比谷タクミです。
7月の配当・分配金の報告です。
現在のポートフォリオはETF保有が多く、配当金にはどうしても偏りが出てしまい、3, 6, 9, 12月に膨らみやすい構造にはなっており、7月は閑散月です。
しかし、今年度は米国個別株を積極的に買い増していますので、今後はより平準化が見込まれます。
[日比谷タクミの投資戦略]
高配当株、高配当ETFをメインに配当再投資を行っております。国際分散の長期投資で、債券、REITも保有しています。
収入投資率(収入からいくら投資にお金を回せたかをKPIにしており、給与、賞与、配当収入の7割以上を投資元本を積み上げています。
7月の配当金・分配金(税後)
USD建て:886.10ドル
円建て :17,647円
米国株式、英国株式、カナダ個別株式(USD建て)
株式・債券ETF (USD建て)
日本株・J-REIT (JPY建て)
配当・分配金推移(JPY建て)
7月実績
外国税額控除によってUSD建ては10%弱近く戻るため、実質配当金は950ドル近くになります。合計円ベースで120,000円程度の配当金ということになりました。
今年度前半の追加投資により、着実に配当金額は増加しています。7月は、今年1月に比べると140%の配当金増となりました。
2019年度累計配当金
USD建て:6,667ドル
円建て :148,415円
※外国税額控除後で7200~7300ドル
2019年の税込配当200万円まではまだ届かない水準かなと思いますが、直近でも個別株銘柄の保有を増やしているため、8月はT, BTI, ABBV, そしてIBMなどから配当入金がある予定で、2月よりも増加する見込みです。
一方で、現在は少しだけキャッシュポジションを増やしています。
基本的にキャッシュポジションはあまり多く持たずに債券で代替するようにしてますが、先進国債券、新興国債券ともに現在は過去10年の高値圏なので、買いづらいのも背景にあります。
景気が読み切れないので、踏み込みすぎには引き続き注意を払っていこうと思います。
7月の購入・売却銘柄
先日アップしたこちらの記事で、7月の購入、売却についてリバランスの動きと合わせてまとめています。ぜひご欄ください。
7/30にENB エンブリッジを追加で買い増ししました。
決算直前に売り込まれている銘柄を買い増しするという、少しチャレンジな買付になりました。
石油・ガス輸送を行うパイプラインを扱っており、
・景気耐性に強い
・配当利回り6.5%
・連続増配24年
・2020年まで増配が発表されている
という銘柄です。
タコ足配当とカナダADRで現地税15%という点は気になりますが、業績面に大きな不安も無いのでアンダーバリューだと感じて、このタイミングで追加しました。
※ENB追加後の米国株PF
8月の追加投資予定
現在、追加買付を検討しているのは以下の3銘柄です。
BTI
ABBV
NGG
日比谷タクミが個別株投資において主に見ているのは、
・配当利回りは十分に高いか?(税後4%超)
・営業キャッシュフローマージンの安定性
・連続増配 or 累進配当
・配当性向は高すぎないか?
・株価は割高すぎないか?
といった点です。
BTI ブリティッシュ・アメリカン・タバコは、米国におけるFDAのメンソール規制リスクがくすぶっており、株価は一進一退を繰り返しています。タバコ株はそういうものですし、引き続き配当利回りが7%近くあるので、チャンスを見て買い向かうという判断をしています。
ABBV アッヴィは主力の抗リウマチ薬ヒュミラの米国での特許切れなどのリスクを抱えています。株価が上がりにくい状態で、配当利回りも上がっています。
過去の増配実績を見るとABBVにもっと踏み込みたい所ですが、先行き見通しが立てづらい医療系なので、慎重には行きたいと思います。
NGG ナショナルグリッドは魅力的な利回り水準となっていますが、ブレグジット、レベニューキャップ、国有化のリスクなど様々な懸念を抱えており、悩ましい所です。公益株なので景気後退局面に強く、ディフェンシブというのも検討理由の1つです。
もっと手堅くいこうと思えばSPYDが候補になりますが、もうちょっと価格が低下してきてほしい所です。
ちなみに、日本株にはあまり積極的ではないですが、気が向いた時にJTを買います(笑)
まとめ
日比谷タクミは、
配当・分配金によるキャッシュフロー最大化
という目的を持って資産形成を行っています。
そのため、むしろ株価は上がったりせずに、長期でボックス圏のような動きをしてくれると、買いタイミングが定期的に訪れるため、理想かも知れません。
また、多少業績先行き懸念がある銘柄も、現時点で高配当で、減配リスクが低い銘柄であれば積極的に買い進めています。
それは、
・債券、REITなどへの分散
・個別株の中での分散
を進めることでポートフォリオ全体のリスク低減は可能だと考えているからです。
▼日比谷タクミのアセットアロケーション方針について解説しています。
配当キャッシュフロー重視で行う投資は含み損も抱えやすく、目的をきちんと置かないと軸がブレやすい投資手法と言えます。
しかし、高配当というリターンの引き換えに、内在するリスクを最小化していく工夫ができれば、堅実で豊かな長期投資のオプションになるでしょう。
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