冬のボーナスを全部ぶち込んだ?!12月の新規買付銘柄を一斉発表!
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こんにちは、日比タクです。
12月はボーナスシーズン♪ということで、投資家さんたちにはボーナスは一足早いクリスマスプレゼントのようなものでもあるでしょう。
投資余力を得た投資家たちが勇んで投資に向きあうシーズンです。そんな中で、日比タクも御多分に漏れずに賞与を心待ちにしておりました。
ちなみに今年の賞与支給額はだいたい175万、手取りが125万でした。
所得税、社会保険料で50万も引かれていることに憤りは感じるものの、賞与額面という観点では過去最高額だったかも知れません。
来年からは賞与が無くなります。今回は気持ちよく投資に使おうと思っていましたので、今回はXmasボーナスの投資先について書いていきたいと思います。
「えっ!?ボーナスぜんぶ株にぶち込んじゃったの?」
はい、そうなんです。今回の賞与も結果的に全額株式にぶち込みました(笑)
支給された125万はわずか2日で手元から立ち去り、配当キャッシュフローを得るための旅に出ることになりました。
日比タクはアセット分散を行っておりますので、多少まとまった金額を手にしたケースではバランスを見て出来る限り株式、債券、REITなどに分散をしてお金を入れます。
しかし、現状はどの資産も価格が上がってきており、投資先の選定の難易度が高くなっていたタイミングでした。
※VOO バンガードS&P500ETF(米国株式の代表指数)
※BND バンガード・米国トータル債券市場ETF(米国債券の代表指数)
※IYR iシェアーズ 米国不動産 ETF(米国REITの代表指数)
ご欄の通り、株式・債券・REITの全てのアセットが高値圏で推移しており、同時高とも言えるような状況が続いています。
通常は景気が良い時に株式が買われ債券は売られます。株価の調整局面やリセッションが訪れるとその傾向は逆となり、債券が買われて株式が売られます。米国FRBの利下げ方針への転換から、新興国を含む各国が利下げをドミノ式に行い、金融緩和を進めたことでこの状況に陥っていると言われています。
言うまでもなく、この状況が続くのは、分散投資家にとっては非常につらい状況です。
通常、分散投資においては株式の上昇局面では債券を買います。一方で債券の上昇局面では下落している株式を買います。
値動きに相関が弱いアセットに分散して投資をしているからこそ、アセットごとの価格サイクルで安値になった時に買うことができ、配当や分配金の利回りを高めることが出来るのです。
しかし現状はそれがなかなかできません。株価と一緒にずっと債券やREITが高値に張り付いたままの状態だからです。
なので今回はある程度割り切って、
・配当利回りが相対的に高い
・相対的に割安な状態になっている
という銘柄をピックアップして新規投資、追加投資を行いました。
配当信頼性の高く財務内容に大きな不安がない銘柄の中には、こんな上昇相場の中でも実は全然値動きをしていなかったり、むしろ価格が下落基調にあって割安と考えられる銘柄もあります。
結果的にそういう銘柄に投資をしていくとセクターや個別銘柄の価格循環を上手く分散することも可能です。
ボーナスで買った6銘柄を一挙に紹介
①HSBC ADR
追加購入は55株。
HSBCは比較的長期で保有してまして、安定した配当を出してくれています。株価水準は36~40ドル前後をウロウロしておりますが、大きなクラッシュが無い限り下値余地も限られそう。ですので安心して保有しています。
株価:38.92$
PER:11.89%
EPS:3.57$
DPS:2.00$
POR:56.07%
DGR:1.22%
利回り:5.14%※DGR=5 years Dividend growth ratio
※POR=Pay out ratio
※2019/12/16時点
2009年のリーマンショック後に大きく減配をしていますが、その後は累進配当を続けており、年間の期待配当は2.55ドルと配当利回りは5.1%程度で推移しています。
アジアの成長を取り込める金融機関ではありますが、現時点では強い財務と成長シナリオを持っているとは言えず、保有数を適度な水準で留めておくのが吉かなとは思っています。
②CVX シェブロン
追加購入は20株。
シェブロンは先月の少額ロケットランチャー大作戦で新規購入した銘柄です。
株価:119.36$
PER:18.54%
EPS:6.44$
DPS:4.76$
POR:73.95%
DGR:2.81%
利回り:3.99%※DGR=5 years Dividend growth ratio
※POR=Pay out ratio
※12/16時点
33年連続増配、石油スーパーメジャーですが今まで配当利回りが少し弱いので保有が出来ていませんでした。直近で大きな減損を出していますが、スーパーメジャーはどこも同じような状況です。
配当成長が期待できる銘柄として保有量を増やしたかったので、このタイミングで買い増しに行きました。
③RDS.B ロイヤル・ダッチ・シェル ADR ADR
25株追加購入。
こちらも世界のスーパーメジャーで、いわずと知れた高配当利回り銘柄です。
ちなみに日比タクはRDS.BとXOMは常に同じくらいの比率で保有するようにしています。PF内での保有割合さえ偏らなければ、XOMと一緒でほぼノールックで買い増していいのかなと思っています。
※あくまで個人的なスタンスの話であり、ノールックで買って良いということではありません。
株価:58.34$
PER:11.48%
EPS:4.54$
DPS:3.76$
POR:82.82%%
DGR:1.66%
利回り:6.44%※DGR=5 years Dividend growth ratio
※POR=Pay out ratio
※2019/12/16時点
④IBM インターナショナル・ビジネス・マシーン
15株追加購入。
昨年にバフェットが売却した銘柄として取り上げられ、悪材料もあって株価は110ドル近辺まで下落しましたが、現在は安定しています。引き続き事業変革中で決算はさえないですが、RED HAT買収などで将来の再成長期待はあります。
連続増配ですので、日比タクは引き続きホールド&安くかれば買い増し予定です。ITセクターは高配当銘柄が少ないので、IBMは日比タクにとって貴重な存在なのです。
株価:134.13$
PER:1048%
EPS:12.80$
DPS:6.48$
POR:50.63%
DGR:10.91%
利回り:4.83%※DGR=5 years Dividend growth ratio
※POR=Pay out ratio
※2019/12/16時点
⑤CHL チャイナ・モバイル
65株新規購入。
規模的にはAT&T、VZに次ぐ世界第3位の通信会社になります。9億のモバイルユーザーを抱える通信会社で、巨大な中国市場を背景に今後も長期成長が期待できます。
足元の業績は冴えずに株価が下がっていますが、高い営業キャッシュフローマージン、高配当、低配当性向なので買いやすい状態にあるとは思います。
リスクはそのままチャイナリスクですかね。
株価:39.86$
PER:10.80%
EPS:3.84$
DPS:1.86$
POR:48.44%
DGR:0.12%
利回り4.68%※DGR=5 years Dividend growth ratio
※POR=Pay out ratio
※2019/12/16時点
現時点の個別株ポートフォリオ
12月の買付を踏まえて、以下が米国・英国・カナダ・豪州・中国の24銘柄で構成された個別株だけのポートフォリオになります。
タバコ・エネルギー・ヘルスケアの比率が高いので、その他のディフェンシブセクターを強めに買い進めたい所です。特にセクターでいえば通信、生活必需品、公益などがターゲットですし、SBUX スターバックス、MCD マクドナルドなどもPERも見ながら買い進めていければと思っています。
まとめ
アレ?5銘柄しか紹介してないよね?いうことに気づいてしまいました?
実はもう1銘柄買ったんですが、海外株式じゃないんですよね。さて、そのもう1銘柄はというと、
⑥2914 日本たばこ産業
でした。
またまたニクい奴、JTをポチってしまいました。長期チャートや指標を見ても、そんなに割高感は感じないお買い物かと思ってます。
これで合計保有株数は800株になり、追加で15,400円の配当を積み上げました(笑)。以上、賞与を全額投与して買ったのは計6銘柄になります。
さて、以下をご覧いただいてわかる通り2019年は米国・英国・カナダ・豪州・中国などの地域の個別株を買い進めてきました。
2020年は値ごろ感が出てくればREIT系などに少し軸足を移してPFを整えていきたいなと思っています。
ちょっとJ-REITやインフラファンドの価格が落ち着いてきたので、再参入も考えてます。
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