日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」の歩き方について、日比谷タクミの考えを述べてみる

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こんにちは、日比谷タクミです。

今回は、恐らく世の中の投資家の世界では有名な金持ち父さんのキャッシュフロークワドラントについて、

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントの歩き方

として、私見が混じりで日比谷タクミなりの考えを書いてみたいと思います。

 

結論

自分が出来ることをまずは段階的にやっていくべき

と考えています。

日比谷タクミは、サラリーマンや個人事業主として働くことの喜びもあると思いますし、その過程でも経済的自由は達成できると思ってます。また、複数のクワドラントで同時に活動するという選択肢もあると思ってます。

以下に解説していきます。

 

キャッシュフロークワドランドとは何か?

投資を実行している方であれば一度は手に取られたことがあると思いますが、もしまだの方はご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

キャッシュフロー・クワドラントは、金持ち父さんシリーズの1つで出てくる4つの領域であるESBIを指しています。

E:Employee 従業員
S:Self employed 個人事業主
B:Business owner 事業主
I :Investor 投資家

 

本記事は書評や要約ではないので、敢えてものすごくシンプルにお伝えすると、

「E、S領域では経済的自由は得られないので、B, I領域で仕事をすべき」
「別のクワドラントに移りたかったら、マインドセット・考え方・行動を変えるべき」
「自分の収入をキャッシュフロー・クワドラントのどこから生み出したらいいか見きわめる能力を養うべき」

といったことを、著者であるロバート・キヨサキさんは伝えています。

 

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E, Sの領域はレバレッジが利かない、自分が働いた分でしか収入が得られない領域です。しかしB, Iの領域は、自分以外の人やお金自身が自分のために働いてくれるということを言っています。E, Sの領域からB, Iの領域に移ることによって不労所得が発生し、経済的自由の達成ができるということです。

これ自体は否定の余地がない、素晴らしい主張であり、日比谷タクミも全面的に肯定しています。

 

現在"E領域"に居る人の歩き方

さて、実際には多くの方が左側の領域にいると思いますし、本サイトをご覧になっている方は呼び方はサラリーマン、会社員、給与所得者と様々でも、E領域にいらっしゃる方が特に多いのではと思います。

かくいう日比谷タクミも本業はE領域です。

そんな私たちは経済的自由の達成のために何をすればいいのでしょうか?

 

1、投資を始めて資産を買う

一番簡単かつ堅実な方法が、手持ちのキャッシュと、今後給料から発生するキャッシュフローを投資に充てて、サラリーマン投資家として資産を育てていくことです。

これがまずは第一ステップです。

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投資対象は株式、債券、不動産、為替と様々ですが、

資産性があるものに投資を行うこと

がキーワードです。

この資産性というのは、保有していると勝手にキャッシュを生み出してくれて、自分の銀行や証券口座にお金を入金してくれるものを指します。つまり価値が上がるもの、配当などのキャッシュを生み出すものです。投資対象にも資産性がないものもありますので、この点はしっかり精査した方が良いでしょう。

 

「まずはサラリーマン投資家になる」というのが重要ですが、2つだけ注意点があります。

 

①持ち家は資産ではなく負債

自分が住むために購入する持ち家は保有しているだけでお金が出ていく負債だということは理解しておいた方が良いです。購入諸費用、ローン金利、管理修繕費、固定資産税などが自分の銀行口座から出ていくので、それをしっかり理解してからの住宅購入をオススメします。

このように一見資産に見えて負債となるものは結構沢山あります。

 

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②Eでキャッシュフローを増やすには、無形資産である「自分」に投資が必要

キャッシュフローが増えないと、そもそも投資原資が増えないので資産が大きくなりません。給与からのキャッシュフローを増やすには、まず自分への自己投資が必要です。

ビジネスパーソンとしてしっかり収入を得たいならば、財務、IT、語学などに代表されるビジネススキルや、個々の専門領域を深めていくための学習投資が必要でしょう。

特に若い年代にこれを疎かにすると、30代・40代になってから給与収入のトップラインが上がらないという状態に陥り、投資原資の確保に苦労することになります。

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2、自分でスモールビジネスを始めてみる

E領域の人が、Iの領域でもしっかり働ければ、十分に豊かで幸せな人生キャリアを歩める可能性があります。しかし、より早期に経済的自由を達成したり、より高い山を求めたいのであれば、次に目指すべきはS領域です。

第二ステップは、自分でスモールビジネスを始めてS領域に足を突っ込んでみることです。

 

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これは副業レベルで、いくつかトライしてみてもいいでしょう。

・メルカリで物を売ってみる
・クラウドソーシングで働いてみる
・家族保有の空き住居をAirBで貸し出してみる

など種類は何でもいいと思います。

 

大切なのは、

自分の出した成果で収入が決まるビジネス

をやるべきです。時給や日給で働く仕事はE領域での仕事になります。

E領域で兼業、副業をすると確かにわずかにキャッシュフローは増えますが、働いた時間以上に収入が増えません。必然的に収入のトップラインは時間に制約されます。

一方で、自分の出した成果で収入が決まるビジネスビジネスは、育てるのに時間がかかり、短期的に成果は出にくいです。しかし、時給仕事と違って自身の努力で時間効率を高め、収入のトップラインを伸ばしていけるというメリットがあります。

根気よく継続していき、上手くいくとキャッシュフローがE領域とS領域の両方から発生し、それをI領域の投資にまわせる状態を作れます。

 

3、ビジネスを育てて事業にしていく

第三ステップは、S領域のビジネスをB領域の事業に育てていくことです。

この状態を作れると、もうE領域にいる必要がなくなるでしょう。ビジネスオーナーとして働き、従業員を雇って仕事をすることでキャッシュフローにレバレッジを効かせることが可能になります。

 

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自分が何を目指したいのか冷静に考える

第二ステップ以降は自分次第

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントでは、

「お金持ちになりたいなら、B領域かI領域で働くこと」

と述べられていますが、どこまでそれを目指すかは、自分がどこまでやりたいか次第だと思います。

例えばS領域に足を踏み込んでキャッシュフローを増やそうと思っても、S領域にも競争がありますし、ビジネスを形にするのは相当な努力や時間投資が必要です。物理的制約があって不可能な場合もあるでしょう。S領域作ろうと意識しすぎて、安定的なキャッシュフローが出るはずのE領域の本業に影響を出してしまったりすると、それは本末転倒です。

安易に副業という言葉に流されず、自分がどこまで出来るか、どこまでやりたいかを冷静に見極めるべきだと思います。

 

ビジネスの見極めが大事

仮にS領域に足を踏み込むとしても、将来的にS領域からB領域に移りたいと考えている場合は、ビジネス内容を選ぶ必要があります。

例えば、雑記ブログを書くことでアフィリエイトなどでは稼げるようになるかも知れません。しかし、それを事業として発展させて従業員を雇ったりするまでになるのは、かなり難易度が高いかも知れません。

一方で後に個人ビジネスではなく、事業として発展させることを前提にすると、ブログでの情報発信自体がマネタイズというより、マーケティング活動という位置づけになります。

将来的にS領域で働くのか、それともB領域を目指すのかでアプローチ、KPI、そしてマネタイズの時間軸なども異なると思います。

 

いきなり別のクワドラントに飛びつかないこと

日比谷タクミもキャッシュフロークワドラントの考え方は全面的に肯定しています。

しかしマネーリテラシーが浅い状態でこの金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントを読んだ人が、いきなりS、B、I領域での成功を狙って行動を開始するのは非常にリスキーだと思います。

いきなりお金持ちになろうとして、マルチや詐欺っぽい情報商材に手を出してみたり、お金以外のビジョンがない状態でいきなり起業してみたり、レバレッジをかけてFXや仮想通貨をはじめたりと、失敗談は星の数ほど存在します。

欲望に駆られて功を焦ると、足元を救われて取り返しのつかない失敗をしてしまうこともあります。

仮に、金銭的には失敗しなくて済んでも、E領域で経験やスキルを培う時間を犠牲にすることで、本来獲得できるはずのキャッシュフローを失う可能性もあります。

 

あたり前ですが、投資を始めるなら、事前に投資をちゃんと勉強すべきです。S領域やB領域にチャレンジする場合、E領域で培った経験や知識を元に行うと成功確率が上がります。

最初からいきなりSやB領域で勝負をしていいのは、明確に自分のやりたいこと、実現したい世界観、そして実行できるスキルがある人だけだと思います。

 

まとめ

「金持ちと貧乏人の唯一の違いは、暇な時間に何をするかだ」

とロバート・キヨサキさんも言ってます。

 

現在E領域に居る人は、

・しっかり自己投資を行い、サラリーマンとしてしっかり本業の足元を固めて、安定的なキャッシュフローを生み出せるようにすること
・きちんと投資を学び、継続的な資産形成を目指すこと

が土台となるステップで、これが一番最初に"暇な時間"にやるべきことだと思います。

 

その上で、S領域やB領域に行ってさらにキャッシュフローを大きくしたい人は、段階的にチャレンジすれば良いと思います。

 

いきなり躍起になってビジネスを興したり、原資もないのに不動産投資を始めるといったように、B領域やI領域で一発当てようという考えは、望ましいキャッシュフロー・クワドラントの歩き方ではないと思います。

 

日比谷タクミは、E領域ではすでに安定的なキャッシュフローを作れているので、

・I領域をインカム投資、インデックス投資で育てている
・S領域でスモールビジネスを育てている
・将来的にS領域からB領域に育つスモールビジネスを開発している

という3つのことにチャレンジしている状態です。

ただ、これは単に自分がやりたいからやっているだけで、それが正しい選択かどうかは人によって違うと思います。

 

キャッシュフロー・クワドラントは非常に優れた考え方だと思いますが、それを額面通り受け取るのではなく、自分なりのアクションが取った方が良い

と思います。

 

以上、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m 

 

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