「ねぇ、いくら減ったの・・・?」インカム投資家が語るコロナショック相場の歩き方
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こんにちは、日比タクです。
ぼぼぼ・・・暴落・・・、超大暴落です。
リーマンショックの時の日比タクはまだ20代も後半に差し掛かるくらい。投資ポジションも持っていましたが、今と比べると金額も全然小さくて影響を受けたと言っても程度の知れたものでした。
それよりも当時は本業の雇用が危なかった、という印象があります。
もちろん人生を通して暴落事態は何回か食らっています。
<経験してない暴落>
— 日比谷タクミ ◇本業×インカム投資◇ (@Hibiyatakumi) 2020年3月6日
1987 ブラックマンデー
1991 バブル崩壊
1997 アジア通貨危機
2000 ITバブル崩壊
<経験した暴落>
2006 ライブドアショック
2008 リーマンショック
2011 東日本大震災
2016 チャイナショック
2018 仮想通貨バブル崩壊
2018 パウエルショック
2020 コロナショック
その後もチャイナショックなどの大きな暴落はありましたが、今回のコロナショックは本当にまともに食らいました。
今回はこのコロナショック相場の歩き方として、インカム投資家の日比タクの資産がどうなっているのかも含めて書いていきたいと思います。
コロナウィルスが招いたヤバい状況
感染者数・感染地域の拡大
いやーーーーー、すごいですね。コロナウィルス。
武漢肺炎という呼び名で中国で原因となる病原体が特定されていない肺炎が発生したのが今年の12月。
そこからあれよあれよと感染が広がり中国全土に広がり、中国は完全な機能不全に陥りました。その後、政府の必死の封じ込めにより新規感染者は減りましたが、韓国、日本語、そして現在新規の感染者の発生地はアジアからヨーロッパに飛び火しており、アメリカにも移っていっています。
※ECDCのCovid-19, Situation updateより
2月上旬までは中国で流行しましたが、その後中国本土での新規での感染者は収まってきています。いや、ほぼピークは過ぎたといえる状態です。
※Novel Coronavirus (COVID-19) Situationより
しかし逆にヤバい状況に陥っているのがイタリアを中心とするヨーロッパです。
各国政府の対応もまちまちで人の移動も頻繁に起こっているため、感染者が誘発されておりイタリアは2万人に迫ろうかという勢い。
フランス、スペイン、ドイツなども数千人単位での感染者が出ています。※3月15日時点
株価大暴落
※S&P500 過去1年推移
S&P500 過去1年推移
そして株価は大暴落を演じました。
今月3日、米国はFOMCは臨時会合を設けて0.5ポイントの緊急利下げを決定しました。しかし市場の反応は薄く再度暴落。またFRBは600億ドル超の国債の買い入れを行うことを発表しました。
それでも下げ止まらないNY市場は3月12日に歴史的な1日を迎えます。
ロシアとサウジアラビア間での原油の減産協調がうまくいかなかったことを引き金に、NYダウは市場最高の1日2352ドル -9.99%も下げてしまいました。
NYダウ2352ドル安 -9.99%
— 日比谷タクミ ◇本業×インカム投資◇ (@Hibiyatakumi) 2020年3月12日
下げ幅過去最大。ブラックマンデーと並ぶ
米国の欧州からの入国制限
原油はさらに下落し30ドル付近
金融ショックも騒がれる
いやはや世界的に見ると急にクライマックスが訪れたようなヤバすぎの展開。
いまから普通に出勤するのが異常にすら感じてきました(笑)
NYダウは最高値の29,551ドルから直近の底値の21,200ドルと28.3%の下落。S&P500も26.5%下落しています。その後ややリバウンドもしていますが、今後も予断を許さない状況です。
日比タク ポートフォリオの状況
日比タクは毎週Excelシートで評価額をトラッキングしていますが、今回のコロナショックにおいてポートフォリオに起こったことを列記します。
※2/17週→3/9週の3週間程度での状況変化 ※数字は概算
・評価額:- 17%
・年間期待配当金:+2,000ドル
要ははまともに暴落を食らったというわけです。株式だけでなく債券・REITへの分散を行い、加えて株式もセクター分散・銘柄分散を行っていましたが、結構食らいました。
特にエネルギー銘柄が下げましたね。
ちなみに評価額-17%というのは日比タクの年収1年分を超える額です・・・。金額は想像にお任せします。
買った銘柄、売った銘柄
しかし、年間期待配当金が増えているのはそんな超急速暴落の中でも買い向かったということですね。
2/17~3/13までの期間でだいたい合計で58,000ドル分を買っていて、20,000ドル分を利益確定で売っているので差し引き38,000ドルほど追加投資していることになります。
具体的にどんな銘柄を買っていたかというと、主にはSPYDです。
合計の保有数は2月時点の725株から1900株に増えました。配当銘柄がどんどん売られていく中で価格をぐんぐん下げていくSPYDには積極的に買いをいれました。
その他、ちょこちょこSBUX スターバックスとか、MO アルトリアグループとかにも少し追加投資をしています。
逆に一部の銘柄は売りました。暴落のスピード早かったので、PFの投資利回りを改善するために、
・十分含み益が乗っていたCAH カーディナルヘルス
・コロナ銘柄として高騰していたGILD ギリアド・サイエンシズ
を売却しました。
両方とも利益が乗っていたために利益確定で処分して暴落した株式の購入に充てています。ちなみに、もちろん損切りはゼロです。
全然底では買えませんでしたし、やや資金も枯渇気味でもありますが、この場面で買いを入れることができたのは退職金をとっておいたことも大きかったです。
悲惨なホテルリート
なお、J-REITも悲惨な状況になっています。
株価が地に堕ちて配当利回りが魅力なJ-REIT
— 日比谷タクミ ◇本業×インカム投資◇ (@Hibiyatakumi) 2020年3月14日
インヴィンシブル投資法人 11.57% (暴落直撃)
ジャパンホテルリート投資法人 8.78% (暴落直撃)
投資法人みらい 8.58%
大江戸温泉リート投資法人 8.58% (暴落直撃)
マリモ地方創生リート投資法人 8.34%
星野リゾート・リート投資法人 7.94% (暴落直撃)
こちらもホテルリート中心に言い訳の余地がないほどまとも食らいました(笑)
ホテルは軒並み打撃を受けており、稼働率、単価ともに半分以下になっているものが目立ちます。オリンピックが中止になると客室単価3倍~5倍で取れていた予約がすべてキャンセルになるので、ホテルによっては2020年の年間予想収益の3割以上を失う可能性もあります。
買い増しはしていきたいですが、ややこちらは様子を見ながらにしたいですね。
現在のポートフォリオ(海外株式)
インカム投資家のコロナショック相場の歩き方
正直、このコロナが引き起こすパンデミックが今後どれだけ広がるか分かりませんし、経済に与える影響もこれから明らかになってくると思います。
すでに十分に急落に急落を重ねた市場も、今後まださらに下げる可能性もあります。
しかし、日比タクはそれでも継続して買い続けます。
暴落局面とは言っても投資スタンスも変わらなければ、投資方針も変わりません。
きちんとキャリアを積み上げてきたことによって給与もありますし、積み上げてきた資産からの配当金もあるので、特に生活面で困ることはありません。
暴落もですが、景気の長期低迷期はインカム投資家にとって株数を増やすチャンスです。
将来の配当金1000万円を目指し、引き続き手元に残る金額は全額投資でいきたいと思います。
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