日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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暴落相場は一貫した長期の配当再投資で乗り切れる。

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こんにちは、日比タクです。

皆さまご存じの通り日比タクはインカム(配当)を目的とした投資をしており、その資金を再投資することで資産形成をしていこうと考えています。

キャッシュフローを生み出すことによって経済的自由を早期に達成して、自由な選択肢を手に入れることを目的としています。

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3月末には年間の期待配当金が350万円(税後)になりました。

現在はコロナショックの真っただ中ですので、今後経済への影響が強まることによって長期的なリセッションの発生や保有銘柄からの減配なども考えらえると思います。しかし配当は引き続き積みあがっています。

そして配当再投資は暴落にも強いのです。

今回は私が配当再投資でこの暴落相場を乗り越えていく自信を持てている理由について解説をしていきます。

 

単なるギャンブルから堅実な投資へ(個人的な話)

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スイングトレード(?)でお金持ちになろうとしてた時代

日比タクは20代の前半で投資を始めました。

いえ、正確に言うと19歳の頃から投資に触れていましたが、ちゃんと社会人になって投資資金を持てるようになったときから本格的に株式に触れてきた、という感じです。

その時は株式の勉強をしているとは言っても、右も左も分からなかったので、当時流行っていたIT銘柄や不動産ファンド銘柄などを売買していました。

今で言うとスイングトレードというものですかね。

すべて現物取引でしたが、値動きがかなり大きい銘柄だったので時には大きく勝ちますが、時には負けます。ようやく得た含み益もライブドアショックですべて吹き飛ばす、みたいなことを繰り返していました。

あれはギャンブルでした。ほぼトータルの損益がゼロでやり過ごせたのは奇跡としか言いようがありません。

配当銘柄を物色するようになったキッカケ

リーマンショックを大きなダメージなくうまく避けることが出来たのはラッキーだったとしか言えません。

またちょうど暴落後に買ったコマツ株が大きくリバウンドして、そこで100万くらいの売却益が上がったのを覚えています。

そして、そのタイミングの後くらいから配当銘柄を買い始めました。当時は米国株とかに気軽に手を出せるような感じではなかったので、基本的には日本株オンリーです。

なぜか昔から鉄鋼業界に興味があって新日鉄などを持っていたのですが、配当金が送られてくるとの合わせて、株主向けの工場見学のご案内がくるんですよね。

私は製鉄所の見学にとても興味があったので毎回申し込んでいたのですが、結果当選することはありませんでした(笑)。

新日鉄はそもそも配当利回りが良い訳でもなく業績が良い訳でもなかったので、キリの良いところで売ってしまいましたが、配当金が入ってくるのと合わせて、こういう株主向けのサービスも受けることが出来るのは面白いなと思ったのが、日比タクが配当銘柄を買い始めたキッカケになります。

配当銘柄はその後も継続的に買い増していき、徐々に資産は増えていきました。

日本株→海外株式へのスイッチ

その後の海外駐在期間は一切売買ができずに放置になってしまいましたが、この時期に改めて投資方針について見直しをしました。そして日本に帰国後には本格的にアセットアロケーションを元としたインカム投資に移行していきます。

米国株が特定口座で扱えるようになっていたのも大きく、保有していた日本株の大半を売却して、海外ETFに運用の軸を移していったのもこの時期です。

日本はアベノミクスが続いており、米国もリーマンショック後に一本調子で相場が上がっていた時期でした。相場の過熱感も騒がれ出していた時期だったこともあり、特に気を付けたのがアセットバランスです。

債券・REIT・株式の配分をしっかりと行いつつ利回りが高いポートフォリオを作り、市場低迷期にしっかりと備えることができるように努めました。

そこから買い増しを続け、今では税後で350万円を超える配当金が期待できるインカムポートフォリオに成長しています。

 

配当再投資を選んでいる理由

①自由を得るためにキャッシュフローが欲しい

経済的自由を得たいといいつつも一攫千金を狙うような投資を行っていたり、キャピタルゲインの最大化を目指している方もいます。しかし含み益を最大化する運用は、同時に含み損を大きく抱えるリスクも包含します。

そもそも経済的自由を得るためには"キャッシュフロー"が必要です

含み益ではなく毎月確実に入ってくるインカムが必要なので、投資では"キャッシュフローの最大化"に焦点を当てるべきです。

ちなみに一般的な会社員が投資でキャッシュフローを選るには、

・株式、債券、REITなどのペーパーアセット投資で配当を得る
・現物不動産への投資で家賃収入を得る

といった選択肢が現実的なところといえます。

 

さて日比タクにとっての経済的自由というのは、

"キャリアとライフスタイルが自由になること"

です。

ビジネスパーソンとしてのキャリア形成で躓いても、仮に起業をしてコケても、配当資産にさえ手を付けなければ生活は守られる。

そんな状態を作ることが出来ていればチャレンジをすることが出来ます。また、海外生活も長いので将来海外に住んで現地で仕事をしたり、起業をすることも考えています。

それをいち早く実現するために配当を生む資産への投資を続けています。

②景気低迷期に強く、長期投資に適している

配当再投資は景気低迷期に強い投資です。

人は長期投資、長期投資と口を揃えて言いますが、実際には人間の決断はとても脆いもので、暴落があればすぐに損切りを繰り返してしまいます。

過去の歴史を見れば、下落した株価は将来戻るのですが、多くの人はそれは待てません。

その理由の一つが、

「株価が下落すると保有する理由が弱くなるから」

です。特に景気悪化時はとにかく株価が下落しますが"配当が出ない銘柄をホールドすること"は非常に難しくなります。

仮に保有している資産から配当が出ない場合、取れるアクションは

・塩漬けにする
・自己資金でナンピンする

といったことに限られます。投資している銘柄キャッシュフローが生まれないので、自己資金以外では再投資ができないのです。

本来であれば株価の安いところで投資資金を継続的に投入して買い進めたいですが、景気の低迷期では本業からの収入も下がる可能性もあるので、自己資金でどんどんナンピンをしようとしてもそんなに簡単なものではありません。

逆に配当金が出ている場合はその配当金を買付資金に回せることで投資余力が高まります。また配当利回りをさらに高めることができます。

また、景気低迷期を抜けて好景気に向かうタイミングでも決定的な差を生みます。 

※この記事では配当再投資が景気後退期に強い理由を解説しています。本サイトの中でも最も読まれている記事の1つです。

③時間の無い自分にフィットしている

日比タクにとっての優先順位は

本業>投資

です。

これは圧倒的に自分の中で明確な価値観です。

本業でキャリアアップを目指しながら収入を得て、支出をコントロールすることで投資資金を蓄積し、投資を利用して少しずつ増やしていく。

本来の投資の役割は増やすためのものであり、稼ぐためのものではないと思います。

そのためマーケットに張り付くことも出来なければ、個社財務を綿密に調査したり、売買を繰り返す時間もありません。

そのためポートフォリオに組み込む銘柄は、

株式・債券・REITのETF
連続増配・累進配当の個別株

のみをチョイスしています。

投資戦略に基づいてETFを買うことはとてもリーズナブルです。また一度調べて買った配当を増やし続ける連続増配銘柄や、減配をしない累進配当銘柄はずっとバイ・アンド・ホールドすればよい。行うべきことは配当の再投資だけという投資スタイルは本業で忙しい自分には大きなフィット感があります。

 

自分のライフスタイルにフィットした投資をするというのは大事だと思います。

まとめ

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暴落が続く相場になっており、今後長期の景気後退局面を予期する声も出ています。また、日比タクのポートフォリオ評価額も1年分の年収以上に下落しています。

しかしどれだけ相場が暴落をしても、日比タクは乗り越えていける目途が立っています。

弱い経済状態でも自分の持っている配当ポートフォリオをより強いものに育てることが出来るからです。

今回はちょっと自身の過去も語りながら、引き続き暴落市場を一貫した長期の配当再投資で乗り切っていく想いであることをお伝えしました。

 

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