【資産形成思考】消費・浪費・倹約・節約の価値観が劇的に変化するのはなぜか?
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こんにちは、日比谷タクミです。
「投資をして資産形成を行なっていこう!」と本気で決められて行動されている方は共通してお持ちの感覚だと思いますが、資産形成を目指すと消費・浪費・倹約・節約といった言葉に対して感覚の変化があります。
投資家思考、資産形成思考になると物の見方は劇的に変わっていくのです。
今回は資産形成をすると決めてからの脳内思考の変化について、考えてみたいと思います。
この記事はこんな方におススメ
・本気で資産形成を始めようと考えている
・倹約、節約がなかなか上手くいかない
・倹約、節約の意識はあるが、どこまで自分のやっていることに意味あるのかが分からない
資産形成の手順
以前、サラリーマンが不労所得を得るにあたっての記事でもお伝えしていますが、サラリーマンが資産形成をするには、以下の公式をしっかり理解しておくことが必要です。
不労所得(資産形成)=(③収入-①支出)×②投資利回り
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①、②、③はどれも大切ですが、
「時間軸」と「コントロールが可能かどうか」を考慮して整理した優先順位を指しています。
①の支出管理は今すぐできて、コントロールもできる
②の投資利回り改善は今すぐできて、一定範囲でコントロールも可能
③の収入アップは中長期的な努力が必要で、コントロールも難しい
投資での資産形成には、今すぐ出来て、自分でコントロール可能なことにフォーカスするのが鉄則です。その意味で、支出管理は投資家への第一歩と言えるでしょう。
資産形成の思考の正体
倹約、節約を意識することすら必要なくなる?
ここで言う資産形成思考とは、倹約・節約などを意識しなくても自然に行っており、不必要な消費や浪費はもちろん自然に無くなっていることが当たり前になっている思考を指します。
「貯金しよう」とか、「節約しよう」とかをそれが意識しなくても当たり前になっている状態のことです。
なぜ意識することなく、倹約・節約が出来るようになるのでしょうか?
それは資産形成思考になると、
本当に欲しいものが自己満足のための所有物や一時的な快楽ではなく、将来に渡ってキャッシュフローを生み出す優良資産になる
からです。
つまり、欲しいものが変わることで、
・不必要な物は買わなくなる
・自分を着飾るものに興味がなくなる
・外食が減る、不必要な飲み会に行かなくなる
・高級なレストランや高い居酒屋などに行かなくなる
・資産と負債を切り分けて購買判断ができるようになる
・ポイントなど小さな金額も楽しく貯められるようになる
といったことが、意識をしなくても実施されている状態になっていきます。
優れた投資家は優良な資産を買い進めることに注力しており、負債を抱えることや投資資金を損失することを避けたいと考えています。その思考が定着してくると、様々な面でメンタリティや行動に影響を与え、変化を生み出します。
日比谷タクミはこの「となりの億万長者」という本がそれを非常に具体的に表していると思います。
お金を使わないのが自然な生活に
日比谷タクミは20代は「稼げる自分になる」ということにフォーカスしており、消費に対して感度が低い生活を送っていました。
湯水のように飲み屋やタクシーなどにお金を落としていましたが、一方でビジネススキルや経営の学習にもお金と時間を使っていました。
しかし、一定のビジネス経験を経て、資産形成を意識し始めてからは結果的にかなり生活は質素になっています。今は都内に妻と二人暮らしですが、毎月の生活コストは交際費や外食費などにゆとりを持って予算を組んでも、月20万円強で賄えています。
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会社のメンバーや部下ともよく話しますが、あまり個別に飲みに行ったりはしなくなりました。恐らく周囲からは「飲みに連れて行ってくれない上司」という印象もあるかもしれません。
大人は中古で買ってはダメですか?
日比谷タクミは必要なものはできる限りメルカリ、ヤフオク、ブックオフなどの中古品を買うようにしています。単純にお得だからそこで買っているだけです。中古が好きで買っているのではなく、合理的だからそこで買っているのです。
年齢を重ねていくと、合理的な判断だけで意思決定した方がいいものと、感情を大切にした方がよい意思決定とが、自然に切り分かれてくるものです。
日比谷タクミにとって、物には利便性以上の価値はほぼないので、ブランドとか、どこで買ったとか、新品か中古かとかは関係ありません。
つい先日もメルカリで500円クーポンが付与されていたので、小銭、カード類がまとめて入る小型パスケースを買いました。元値980円だったので480円です。
また、仕事でPC用のクラッチバッグが欲しかったので、ヤフオクの1000円クーポンと、Tポイントを980円を使って実質タダで購入しました。
日比谷タクミは自分なり努力もしてきたので、一応しっかりとしたビジネスマン人生は送ってきていると思うので、生活にはある程度ゆとりを持てる状態ではありますが、そんな人が割引・クーポン・フリマサイトなどを駆使して生活しているのは、はたから見るともしかしたら"ケチな人"に映るかもしれません。
本気で資産形成をするなら、ちょっと変な人に思われるくらいが丁度いいかも
居酒屋をホットペッパーや食べログで予約してポイントをもらい、クーポンを使って割引を受け、クレジットカードで決済してポイントをもらうと言った日常行動はしています。
そんな一方で、
毎月50万〜100万円を優良高配当株やETFに投資しています。
周囲の人から見えれば自分が投資や資産運用にどれくらい真剣に取り組んでいるか、いくらを投資に回しているのかなんて分からない訳で、やっぱり変な人に映るのかもしれません。
少し周囲から変な目で見られるくらいが丁度いいのかも知れません。
「あの人はそんなに収入は悪くないはずなのに、なんで質素なんだろう?」
「いつも細かいお金に気を使っているけど、ケチな人なのかな?」
と人から思われるくらいだと、本当に資産形成思考が身についているのかも知れません。
まとめ
お金持ちは消費に厳しく、買い物一つをとっても深く熟慮するが、一方で自分が納得したものには大胆にお金を出すという有名な話があります。
それだけ消費・浪費に対しては厳しく、優良資産を見極めようとしているのだと思います。
日比谷タクミも資産形成の目的が明確になってからは、劇的にお金に対する価値観が変化しました。お金を形に残らないものや、消費欲求を満たすものに使うことに興味は湧かず、常に「優良資産を買いたい」と考えています。
倹約・節約を意識しても、あまり上手くいかないケースが大半です。それより大局的に自分の資産形成の目的を定義して、ゴールまでのステップを描くのが、決定的に倹約・節約や浪費を無くすことになるのかも知れません。急がばまわれですね。
以上、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
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