本当にお得なポイントプログラムの見極め方
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こんにちは、日比谷タクミです。
日比谷タクミは、
ポイントは非課税で得られる利回りと一緒
だと思っています。そのため普段の決済では、できる限りポイントが付与される決済を選び、キャッシュレス決済を基本にしています。
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クレジットカードはとにかくポイント還元率が高いものを追求した方が良い。仮にポイント還元率2%だとしたら、年間200万円を決済すると年間4万円が還元される。これは自分で使ったお金なのにもかかわらず、非課税で2%の運用利回りを享受していることに匹敵する。もちろんポイントは必ず使いきること。
— 日比谷タクミ [投資家×サラリーマン×起業家] (@Hibiyatakumi) 2019年3月16日
みんなが意外と見てない決済比率
日比谷タクミは、ポイント獲得効率を最大化するため、可能な限り全ての支出はクレジットカードで決済すると決めています。
2019年1月から3月の全支出のうち、
約60%はクレジットカードでの決済でした。
家賃支払いや、結婚式のご祝儀などの特別支出はどうしても振込になってしまいますのが、計算分母からそれらを除くと、
支出の89.5%がクレジットカード決済です。
ポイントを貯めている方も多いと思いますが、自分の支出に対するクレジットカード決済の比率はなかなか見る機会がないと思います。家計簿アプリをしっかり使えばモニタリングできますので、是非一度振り返ってみてはいかがでしょうか?
日比谷タクミのポイント残高
3月末時点
Ponta 20,200ポイント
ANAマイル 24,200マイル
nanaco 730ポイント
メトロポイント 4100ポイント
※Tポイントや、その他のクレカに紐づくポイントは主力でなく小額なので割愛
日比谷タクミは、リクルートカードプラスという、どんな種類の決済に対してもほぼ例外なく2%のポイントが付くクレジットカードを使っています。年会費は2000円かかるのですが、ポイント獲得効率がバツグンに良いカードです。
残念ながら現在は新規発行していません(現在は年会費無料で1.2%のポイントがつくリクルートカードの発行されています)。
発生したポイントはリクルートポイントとして付与されますが、全額Pontaに転換し、ローソンで昼ごはんや飲み物を買う時に使います。それでも毎月余るので、たまに国内旅行に行くときなどにじゃらんで使ったり、外食時にホットペッパー経由でポイントを使うなどして、変動費の削減に使っています。
本当にお得なポイントプログラムかどうかの見極め
ポイントには、
1、本当にお得なポイントプログラム
2、お得なのかどうか見極めが必要なポイントプログラム
の二種類があると考えています。これは私達サービス利用者に良いポイントシステム、利用者に取って悪いポイントシステムという意味です。
ポイントシステムの仕組みは、前回のこちらの記事で詳しく解説しています。この中で誰がポイント原資の負担者なのかを理解することが大切だとお伝えしました。
1、本当にお得なポイント
クレカのポイント
年会費が無料、もしくは低額のクレジットカードでの決済からもらえるポイントは、本当にお得なポイントだと思います。
例えば楽天カードのポイント。楽天カードで決済した時にもらえる1%のポイントは、間違いなく良いポイントと言えるでしょう。
楽天カードで飲食店で決済すると決済額の1%のポイントがもらえます。通常、飲食店は現金で支払ったカスタマーにポイントを付与していません。つまり、カードで払った人は現金で支払った人と同じ金額でサービスを受けつつ、ポイントも貰うことができるということです。
ポイントカード
Tポイント、nanaco、Pontaなども同じ構造と言えます。決済手段がプリペイドカードなのかどうか、ポイントカード提示があるかどうかなどで、ポイント付与されるかどうかが決まります。
この場合、飲食店はカード決済手数料を楽天に支払っており、楽天はその決済手数料の一部を原資として私達にポイントを付与します。原資負担者は飲食店と楽天なので、私達はカードで決済をすることで、丸々ポイント分の得をしています。
航空マイル
航空会社のマイルもお得なポイントプログラムです。フリークエントフライヤープログラムとして運用されているマイルは、「リピーターになってくれるならマイルあげるよ」という性質のものなので、マイル会員にはなった方が確実にお得です。
飲食店のネット予約
また、日比谷タクミはホットペッパーを外食の際に良く使います。それはネットでホットペッパーで事前予約すると、予約一人につき50ポイントもらえるからです。これは実際の飲食店での決済額に関係なく固定で貰えるため、とてもお得です。
これらの企業側のマーケティング予算が原資となっているこれらのポイントは、利用者にとって確実にお得なので、積極的に取りにいくポイントだと思います。
2、見極めが必要なポイント
Eコマース系ポイント
一方で楽天市場や楽天トラベルなどの利用でつくポイントなどの場合はどうでしょうか?
楽天市場は出店者と「決済額の○○%を手数料として貰う」といった契約をしています。また、その手数料には一般的にポイント還元分の1%が含まれています。
例えば出店+ポイント手数料が決済額の15%だった場合、出店者はその15%の手数料分を利益から捻出する必要がありますので、
①利益を削って手数料を払う
②販売価格を上げて手数料分を補う
のいずれかの行動に出ます。
①については販売価格が上がらないので、私達カスタマーには無傷ですが、②の場合は、販売価格が上がるので、実際は自分が貰うポイント分を自分で負担している構造になります。
Eコマース・サービスコマースのプラットフォー厶には、サービス特性上、大なり小なりそういうポイントシステムの構造があります。
実際に楽天で「ポイント○○倍!」という商品案内文に吊られて買ったはいいけど、後でAmazonで同じ商品を見たらそっちの方が安く、ただポイント分を自分で支払っただけだった、ということが良くあります。
表記されているポイントの還元率そのものに踊らされずにしっかり調べてから、どのように購入するのが良いかの判断をオススメします。
まとめ
「チリも積もれば山となる」
「たかがポイント、されどポイント」
日比谷タクミの年間の生活費は計算上で多くて350万くらいですが、このうち60%をクレジットカードで決済すると、210万になります。ここに2%のポイントが付くとリターンは4.2万円。
これは米国債券ETFのBNDを年間210万円保有した時の税後利回りとほぼ一緒です。
ポイントプログラムの良し悪いも、その背景にあるビジネスモデルを意識をすることで見極める力がついてくると思います。もし読者の皆様の中でも、よいポイントプログラムを知っている方がいれば是非教えてください。試してみたいと思います。
以上、日比谷タクミでした。今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
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