日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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サラリーマンが準富裕層になるための財務シミュレーションをしてみた

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こんにちは、日比谷タクミです。

今回は、

サラリーマンが準富裕層になるための財務シミュレーションをしてみた

というテーマで記事を書きたいと思います。

 

 

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30代サラリーマンが準富裕層になるために

準富裕層に到達するための重点ポイント

野村総合研究所富裕層ピラミッド2017

※野村総合研究所 富裕層アンケート調査

 超富裕層    :0.2%
 富裕層     :2.2%
 準富裕層    :6.0%
 アッパーマス層 :13.4%
 マス層     :78.2%

 

以前の記事で、「30代サラリーマンが準富裕層に到達するのは可能か?」という記事を書きました。こちらの記事では、日本の準富裕層世帯数は322.2万となっており、その殆どが50~60代以上であることをお伝えしました。

 

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この中では十分に可能であるという結論を出しましたが、実際問題としては以外の3点をしっかり持っていることが、必要になると考えています。

 

・給与/投資からのキャッシュインフロー
・貯蓄体質
・マネーリテラシー

 

今回は、財務シミュレーションを通してイメージをお伝えすることと、実際にそれが可能なのかについてお伝えしたいと思います。

 

準富裕層に到達する現実性

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まずは財務シミュレーションを提示してみます。前提条件は以下です。

 

・開始初年度は22歳
・初年度手取り年収300万
・給与上昇率を1%、3%、5%、7%の4パターンを用意
・初年度支出は年間240万(月20万円)
・支出は年2%で上昇
・給与手取り-貯蓄額=貯金額と想定
・貯金は全て投資に回し、年5%の複利運用

 

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あくまで試算ではありますが、給与上昇率7%のパターンでは30代で実現が可能となっています。具体的にどんな数字感なのか見てみましょう。

 

  23歳 25歳 30歳 35歳 39歳
手取り収入 300 343 482 676 886
給与上昇率 7% 7% 7% 7% 7%
生活費 240 250 276 304 329
年間貯蓄 60 94 206 371 556
投資利回り 5% 5% 5% 5% 5%
資産総額 63 243 1,169 3,132 5,874

 

39歳時で、

・手取り世帯収入886万円 (課税前1150万程度)
・年間支出 330万円(月平均27.5万)を維持
・とにかく愚直に貯蓄を投資に回し続けること

この水準を維持出来ていれば、シミュレーション上では達成可能ということです。

 

独身か既婚かで状況は違うと思いますが、39歳で手取り世帯収入886万は高い水準です。年次昇給が廃止されている企業が多い中で、給与はシミュレーションのような右肩上がりをしない、という点はご了承頂きたいです。実際はもっとジグザグした動きになるでしょう。

 

また、さまざまなライフイベントがある中で年間支出を300万程度して生活していくスタイルを維持するのは簡単ではありません。強い目標意識が必要かも知れません。

 

また、実際に早期に準富裕層に到達されている方は、収入が高いことや支出が低いこともそうですが、結果的に投資利回りが高かったというケースが多いです。

 

資産形成を早める手段

収入を高める

やはり仕事をしっかりやらないと、準富裕層への到達への難易度は高いです。まずは入社する会社によって、大きく状況が異なります。

早期の資産形成を考えるのであれば、給与の高さのみではなく、若いうちに高収入を得ることが可能な仕事選びというのがポイントとなります。

 

というのは、
資産運用は運用期間が長いほど複利効果が働くから
です。

 

若いうちから稼げた方が良い

20代・30代でそれぞれ原資1000万円を作って投資に回すのと、20代で500万・30代で1500万円を作って投資に回すのでは、前者の方が圧倒的に資産形成スピードが速いです。

 

例えば、若いうちに資産形成がしやすい環境は以外のようなものです。

・成果主義の職種
・外資系
・住宅手当等の福利厚生が厚い会社

もちろん、そういう会社に入ることも、成果を出し続けることも簡単ではないですが、サラリーマンが準富裕層に到達するために、収入のトップラインが重要であるのは一つの事実です。

 

副業も選択肢だが、注意が必要

収入を伸ばすという意味では副業というのも選択肢にはなりますが、若いうちから本業と関係のない副業に精を出しすぎるのも考えものです。

 

というのは、

キャリアや仕事力そのものを伸ばすには、勉強が絶対に必要だからです。

 

INPUTが無いとOUTPUTもないため、若いうちにちゃんと勉強をしておかないとリスクとなります。

副業も全然いいのですが、副業に時間を使いすぎると、ちゃんと仕事で成果を上げるための時間が取れません。キャリアを伸ばすための勉強をしておかないと、知らず知らずのうちに周囲とどんどんビジネス力で差がついて行ってしまいます。

副業も選び方次第ですが、出来る限り本業と関連するものをチョイスし、本業との相乗効果を出せるものを検討すべきと思います。

 

支出をコントロールする

支出の参照ポイントを動かさない

30代での準富裕層を目指す上で、この支出コントロールが最も大切だと思います。
キャッシュインフローを高めるよりも実行難易度が低く、意識次第で行えることだからです。

 

早いタイミングから支出の参照ポイントを持った貯蓄体質の生活が出来ていると、資産形成のスピードが飛躍的に高まります。 

 

▼関連記事 支出参照ポイントを設定する大切さについて書いています。

実際の30代 準富裕層サラリーマンの生活実態

支出の参照ポイントを動かさないとは言っても、収入が上がれば買えるものも増えます。実際に支出の参照ポイントを動かさないことは可能なのでしょうか?

 

参考までに年収8桁以上、30代半ば過ぎで準富裕層になんとか届いている日比谷タクミの実際の生活イメージをお伝えします。

 

<平日>

毎日会社に行き、ランチはコンビニでパン1個程度、夜は家に帰ってきてご飯を食べ、家に買い置きしてあるお徳用ジムビームでハイボールを作って飲みます。

週に1回スーパーに買い物に行き、7000-8000円分くらい食料を買い込みます。それ以外は、ふるさと納税でもらう食べ物やビールなどでカバーしています。

<週末>

本を読んだり、投資の銘柄選定をしたり、副業起業の活動をしたり、ブログを書くなどをしています。毎日忙しいですが、充実はしています。外食は週1回程度で、妻と焼肉屋や居酒屋にいきます。また数カ月に1回は国内・海外旅行をしています。

 

上記のように既婚者でも年間支出330万というのは、現実的だと思います。もちろんお子さんがいらっしゃったりするとその他の支出もかかりますが、しっかりと固定費・変動費の管理をやれば、毎月の生活費を月25万とか30万とかに抑えるのは、全然不可能ではありません。

 

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まとめ

投資で若くしてものすごいキャピタルゲインを得た、仮想通貨で億り人になった、というのは誰にでも起こるものではありません。そんな機会を狙ってギャンブル的な投機をして損失を負って市場から退場するべきではありません。

 

しっかりと仕事をして、普通の生活をしていれば30代での準富裕層への到達は十分可能だと思います。

 

日比谷タクミは20代ではあまり貯金が出来ていませんでしたが、収入が一段上がった30代頭から強く意識して支出管理を行い、ファイナンシャルプランを立てて、30代半ばで準富裕層に何とか届くことができました。

 

それには理由がありまして、

40歳前後までにファイナンシャルフリーに到達したい

と思ったことが理由です。

 

その後、サラリーマンを続けてもいいし、サラリーマンを辞めて起業しても資産を減らさずに生活が出来る状態を作って、人生の自由度を高めたいと思っています。

 

皆さんもそれぞれ短期、中期、長期での目標のようなものがあると思います。
財務シミュレーションを立ててみると、何が足りなくて、何を買える必要があるのか見えてくるので、もし資産形成で具体的な目標がない状態であれば、一度シミュレーションを立ててみることをオススメします。

 

以上、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m 

 

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