日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンの資産形成

日比タクです。アセット分散×配当再投資による王道インカム投資を行っています。会社員として堅実な資産形成を目指される方に向けて投資・資産管理の情報を発信しています。

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日比谷タクミが株主優待投資を試してから、やっぱり辞めた理由

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こんにちは、日比谷タクミです。
株主優待が魅力の銘柄への投資、人気ですよね。

あなたはやっていますか?

 

 

 

株式優待投資が活況

・投資初心者に株式投資の身近なお得感を伝えて部数やユーザー数を伸ばしたい出版社

・個人投資家を引き付け、自社のマーケティングにも活かしたい企業

・口座数を伸ばしたい証券会社

 というマーケティング側の狙いが色濃く出ています。

 

一方で消費者側には

・小口持分から出る実感が湧きづらい少額の配当よりも、物や金券をもらって、
「ちょっぴりリッチな気分を味わいたい」
という人間が持つ消費欲求が有ります。

 

この両方がしっかり絡んだため、これだけ株主優待投資が盛り上がった理由ではないでしょうか。

 

特に日本人は現物志向が強いのと、優待投資家の桐谷さんのキャラクターが受けたのがさらにブームを加速させ、優待投資は投資分野の大きなトレンドの一つになってます。

 

 

そういう日比谷タクミも、ちょっとだけ利回りの高かった株主優待銘柄を保有していました。

 

元々の動機はみんなと一緒で、

「高配当株と、インデックス投資だけだとなんか刺激が少ないな〜」

「ちょっと優待でももらって居酒屋に半額で行ければ楽しいかな〜」

とか思って数銘柄買ってみました。

 

主には
・レストラン、居酒屋の優待券がつく銘柄
・会員系のベネフィットが受けられるもの
などです。 

 

  

日比谷タクミの現在の株主優待投資の状況

 

しかし、現在は今後残してもいいものを除き、あらかた整理をはじめています。
一度優待を受けたものもあれば、優待を受けずに売却整理した銘柄もあります。

 

 

既に売却して整理した株主優待銘柄はこちら

  

3197 すかいらーく

優待利回りが良かったので買ってみましたが、買値から20%上がったところで頃合いを見て売却。配当は一度権利落ちしたのみ、優待券も一度権利落ちしました。どうせガストとか行かないし、すかいらーくも家の近くにないし、というのに気づいてしまった。

 

 

7522 ワタミ

ワタミは日比谷タクミが学生時代に心血を注いでバイトをしていた思い出の会社です。

優待をもらったタイミングでブランドの一つであるミライザカに行きましたが、正直あまりクオリティが良くなく、ちょっとガッカリしました。含み利益が出ていたタイミングで売りました。

 

3198 SFPホールディングス

つい最近に一部上場企業への鞍替えで株価が上昇しました。そのタイミングで優待の配当落ちがあったので売りました。磯丸水産は優待券で行きましたが、なかなか良いです。美味しかった。

 

まだ保有しているものはコチラ

9831 ヤマダ電機

買値550円付近でずっと推移している、たった100株保有、この間風邪を引いたときにヤマダで薬やマスクを優待券で買えて便利だったというのがまだ保有している理由です。
優待、配当利回り合わせて8%近くあるので持っておいてもいいかなと思ってます。

でも正直ヤマダ電機割引券は無くてもいいので、どこかで整理するかもしれません。

 

8909 毎日コムネット

しばらく遠ざかってましたが、久しぶりにベネフィットステーションの会員券を持ってみたいので、まだ保有してます。
昔ベネフィットステーションを使っていた時にティップネスにかなり安い価格で行けてた気がしたので。とはいえ100株保有なので、もし会員特典が微妙だったら頃合いを見て整理します。

 

2762 三光マーケティングフーズ

日比谷タクミの持つ全アセットのうち、一番の問題児です。下方修正を繰り返し、減配、株主優待改悪でまさかの400円に下落。100株しか持ってないので含み損5万という正直どうなっても良い感じではあるのですが、とはいえ損切りしてもどうにもならないので、しばらくは失敗を忘れないために放置することにしました。

 

 

 

なぜ株主優待銘柄を整理してるのか?

 

正直、全資産の数パーセントにも満たない金額しか入れていなかったのと、
配当・優待合わせた利回りが良かったので、遊びに近い感じで持ってみた株主優待銘柄です。

 

三光マーケティングフーズはやられましたが、それ以外の銘柄の値上がり益と優待、配当で元は取れているので、損は出ていないのです。



ただしかし、優待投資を実際にやってみて”違和感”を感じたので、現在は頃合いを見て売却するなど、整理を進めています。

 

 

その違和感はというと、

 

①どうせ同じ店にはいかない

レストランや居酒屋チェーンから優待券をもらっても、同じ店には良くて年に一度くらいしかいかない。しかもチェーン系はさらに行かない。もう理由なく外に飲みに行くこともないので、使えないことがわかってきました。半期ごとに優待券送られても行く気になれないので、無駄だと思いました。

 

②株価と配当成長が期待できない

優待利回りの高い銘柄は成長余地に乏しい上、優待目的で買う個人投資家が長期ホールドしているのでPERが高くなりがちで上値余地が限られるケースが多いです。
インカム投資と同じ位置づけなのでそれはそれでOKなのですが、米国高配当株と比べて超優良企業という訳ではないので、今後の優待・配当利回り増加も期待できない上、株価が落ちるときは大きく落ちる、というのが大きなネックです。

優待改悪などの悪材料が出ると、買われていた理由がほぼそれだけということもあり、もう目も当てられない状況になります。

 

 

③やっぱり投資戦略と適合しない

日比谷タクミの投資戦略は高配当株・ETFによるインカムゲインの配当再投資と、インデックスファンドの積立投資の2軸です。

 

 

www.richsalaryman.work

 

 

 

ご存知の通り、配当・優待利回りを合わせると5%を超える銘柄もあるのは事実ですが、優待部分が大部分のリターンとなる銘柄がほとんどです。

 

つまり、遊びでやっているとは言え、

「配当再投資で増やすのが主戦略なのに、なぜ自分はリターンとして払い出された金銭を消費してるのか?」

と我に返った瞬間がありました。使うくらいだったら同じくらいの配当利回りが出る他の銘柄を持ち、配当再投資して複利運用する方がマシだなと。

 

 というのが整理を進めている大きな3点です。

 

[まとめ]お得感に乗る前に、本当に自分にとって必要かどうか考えよう。

 

メディアなどの打ち出しから多くの方が漠然と

株主優待=お得

と考えている人が多いかもしれません。

 

ただそれは幻想で、株主優待が演出しているのは、

株主優待="お得感"

で有ることを理解しておいた方がいいかも知れないです。そして、もっと有利に資産形成を進められる銘柄や投資対象があることも。

 

日比谷タクミもちょっとかじってみて、”お得感”に踊らされていることに気づき、かつ本質的な戦略と齟齬が出るので辞めてみました、というお話です。

 

以上、日比谷タクミでした。今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

 

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