サラリーマンが不労所得を作るための3ステップ
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こんにちは、日比谷タクミです。
今日は、
サラリーマンが不労所得を作るための3つのステップ
について解説をしたいと思います。
不労所得は簡単に手に入るか?
世の中で言われる不労所得といっても、様々ありますが、
・株、債券、REITなどのペーパーアセット
・不動産
・太陽光発電
・事業
などへの投資に対するリターンが実質的な不労所得になると考えられます。
日比谷タクミは、不労所得という言葉があまり好きではないのですが、とはいえこれが一番伝わりやすいかと思って今回はタイトルに入れています。
なぜ好きでないかというと、実際に不労所得を手にいれるためには事前にかなりの努力が必要なので、「実はかなり頑張って働き、リスクを取った結果の所得なんじゃないか?」と思っているからです。巷で不労所得を得ることに成功した方が「あなたもやってみたら?」と紹介するほど簡単ではないですし、時間もかかるものだと思っています。
まず原資を作るのが大変です。
そして、投資には詐欺のような話も沢山にある中で、
ちゃんとした投資対象を選び必要があります。
また、リスクのないところにリターンはありませんので、
・不確実な将来に対して何が確からしいのかを判断するための情報を集め
・分析して
・意思決定をする
という、結構難易度の高いアクションが必要です。
サラリーマンが不労所得を得るための3つのステップ
不労所得というと「投資」という言葉が最初に頭に浮かぶかもしれませんが、実は投資を考えるステップは最初ではありません。
以下が不労所得の公式です。
不労所得=(③収入ー①支出)×②投資利回り
サラリーマンが不労所得を得るための公式に当てはめると、着手すべきは
①支出
②投資利回り
③収入
の順番になります。
もちろん同時に全てを実現できるように努力すべきですが、まずはどの順番で物事を考えるかがとても大切です。
第一ステップ:支出の最適化
最初のステップは①の支出です。
なぜ収入よりも支出が最初に来るのか?それは支出を抑える作業が、収入を増やすよりも圧倒的に難易度が低いからです。
支出の参照ポイント決定
まず自分の収入に基づいて、
支出の参照ポイント
を決めます。例えば、手取りの世帯月収が30万円であれば、25%の7.5万円を手元に残して投資に回すと決めます。残った22.5万円で生活に必要な固定費、変動費が賄えるか計算し、無理なく実現できるのであれば、これが世帯支出の参照ポイントになります。
▼関連記事:固定費ついて詳しく話しています。
実際の月々の支出は多少上下しても問題ありませんが、大切なのはこの支出の参照ポイントを動かさないことです。
ありがちなのが、
収入が上がると、支出の参照ポイントが動いてしまう
ことで、以前の収入の時と手残りが変わらなかったり、むしろ減ってしまうというケースです。
もちろん収入が上がると嬉しいし、お金を使いたくなるのは分かりますが、これをやってしまうと不労所得の獲得から遠のきます。日比谷タクミも20代でこれをやってしまって失敗し、今ではそのころのマネーリテラシーの不足を後悔しています。
▼関連記事:支出の参照ポイントが動いてしまった事例です。
税金の知識
自身での家計の見直しに加えて、税金の知識を身に付けることも、支出を減らすことを考える上で重要です。サラリーマンは構造的に税金を沢山取られてしまいますが、その中でも節税は可能です。
代表的なのものとして、
・ふるさと納税
・医療費控除
・扶養控除
・住宅ローン減税
・生命保険料控除、地震保険料控除
・iDeco(確定拠出年金)
・NISA
・外国税額控除
・青色申告(副業者のみ)
などが挙げられます。全ての人が使えるものあれば、対象者が限定されるものもありますが、知っておいて損はない制度です。税金についてはまた別記事で触れたいと思いますが、気になる人は調べてみて下さい。
▼関連記事
第二ステップ:投資利回りの最適化
ここでは敢えて、
「投資利回りの最大化」と言わず、
「投資利回りの最適化」としています。
それは、投資利回りを最大化しようとすると、それだけ大きなリスクを負うことになってしまうからです。
サラリーマンの本業は会社での仕事です。人にはそれぞれ、どれだけリスクを取れるかのキャパシティがあります。投資でリスクを取りすぎて、日々の投資資産の動きに一喜一憂して仕事が手につかないのは本末転倒です。
”自分自身が平穏に生活していくために取れるリスク”
”自分自身の投資キャパシティ”
を見極める必要があります。
これはポートフォリオ理論の分散投資の概念の中である程度目安を立てることができます。日比谷タクミは暴落時に20%や30%を超える資産評価額のドローダウンは避けたいと思っており、期待リターンを多少犠牲にしても、債券やREITなどへの分散を行っています。
これが株式100%の場合、期待リターンは高まりますが、リーマンショックのような金融危機があったら評価額は50%以下になることもありますし、もしハイテク株など値動きが激しい銘柄への集中投資をしていたら、暴落時にはほぼ価値が無くなるということすらあり得ます。
自分にとって健やかに過ごせるリスクの取り方を決めれば、期待できる投資リターンも自ずと決まります。それが自分が獲得し得る期待投資利回りであり、
自分にとって最適な投資利回りです。
第三ステップ:収入を増やす
3つのステップの中で、不労所得を作るために最も大きなインパクトを与えるのが、収入の増加です。
頑張って月1万円の節約をしても、年間で貯められるのはわずか12万円です。しかし、例えば本業で出世することが出来て、1ポジションでも上に上がれば年収は50万、100万、場合によってはもっと上がることもあります。
具体的に、本業で収入を高める手段としては以下が挙げられます。
収入が高い会社に入る
会社選びは人生にとって最大の投資判断
と言えます。必ずしも収入の高さが人生の豊かさにつながる訳ではありませんが、不労所得の獲得という目的に照らすと、どこで働くかは大切な要素です。
安易な転職を推奨はしませんが、構造的に自分が今いる会社では収入が上がらないのであれば、転職も1つの選択肢かも知れません。
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昇給・昇格のチャンスを掴む
出世はサラリーマン最大の関心
ではありますが、簡単に得れる訳ではありませんし、時間もかかります。運も左右しますので、努力だけで得られるものでもありません。
しかし、仕事へのスタンス、パフォーマンスを継続的に出すことが出来ていれば、必ずチャンスは訪れるものでもあります。
海外駐在を狙う
資産形成のチャンスの1つに海外駐在があります。
もちろん会社規模、業種、地域、仕事内容にも寄りますので、必ずしも海外駐在が収入増に繋がる訳ではありませんが、一般的には手当が付くなどして追加収入の獲得のチャンスとなります。
まとめ
今回、副業などには敢えて触れていませんが、それは
副業はあくまで追加の手段
だからです。基本となるのは、本業からの安定性な収入のアップ、普段の固定費・変動費などの支出管理、最適な利回りを決める、といった不労所得の公式とステップに沿ったアクションを計画的に取ることが基本です。さらに、目標の不労所得額に早く到達したい、ということであれば、副業も検討しましょう。
不労所得=(③収入ー①支出)×②投資利回り
リスクの高いギャンブルとは異なり、この公式に沿ってちゃんと取り組めば、誰でも結果を出すことが出来ます。
資産からの所得は将来の不安を取り除いていきます。日比谷タクミも取り組んでいる最中ですので、一緒に努力していきましょう。
以上、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
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